特許
J-GLOBAL ID:200903010227615100

構造物の振動シミュレ-ションにおける加振機時間遅れの補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017670
公開番号(公開出願番号):特開2000-214043
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 応答遅れを考慮した予測値の定数aiを決定するに当たって、多数の試行と熟練を要することなくこれを決定することができる構造物の振動シミュレーションにおける加振機時間遅れの補正方法を提供する。【解決手段】 応答遅れをしたx′(t)=Asin(ωt) ......(0)式について、応答遅れ補償後の指示値x(t )を、過去(現時刻よりdt×i前)の計測値x′(ti)、事前に把握した応答遅れ時間τ、および定数aiを用いて、【数1】として計算するにあたり、前記定数aiとして、周波数(固有円振動数ω)に依存させて最適化して得られる数値を用いる。
請求項(抜粋):
構造物等のシミュレーション対象物を模した剛模型を固定部に対し自由に運動可能に支持し、剛模型を加振するコンピュータで制御可能な加振機を設けるとともに、剛模型に加わる外力を測定しコンピュータと結合した計測器を設けてなるシミュレーション装置を用い、コンピュータによる演算結果に基づいて剛模型を強制的に加振するステップと、計測器によって剛模型に作用する実際の外力を測定するステップと、実際の外力から応答加速度及び応答速度を演算するステップを交互に且つリアルタイムで繰り返すことにより、コンピュータ内で力学的振動をシミュレーションする方法において、応答遅れをした x′(t)=Asin(ωt) ......(0)式について、応答遅れ補償後の指示値x(t )を、過去(現時刻よりdt×i前)の計測値x′(ti)、事前に把握した応答遅れ時間τ、および定数aiを用いて、【数1】として計算するにあたり、前記定数aiとして、周波数(固有円振動数ω)に依存させて最適化して得られる数値を用いることを特徴とする構造物の振動シミュレーションにおける加振機時間遅れの補正方法。
IPC (2件):
G01M 9/00 ,  G01M 7/02
FI (2件):
G01M 9/00 ,  G01M 7/00 A
Fターム (5件):
2G023AB17 ,  2G023AB21 ,  2G023AC01 ,  2G023AC07 ,  2G023AD07

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