特許
J-GLOBAL ID:200903010230396648

CO2レーザのQスイッチ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093429
公開番号(公開出願番号):特開平6-310795
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 QスイッチCO2レーザ装置において、レーザ光照射効果を向上させるために要求される数十μsオーダーで経時的にパルスレーザ光のピーク出力が減少する周期的レーザパルス群を簡便な装置構成で得る。【構成】 回転チョッパを用いてQスイッチ発振を行うCO2レーザ装置において、レーザ媒質はCO2,N2を含む混合気体とし、スリットの開閉繰り返し信号(a)を分周した信号(b)に同期してパルス励起放電を行ない、かつ、1回のパルス励起放電終了から次回のパルス励起放電開始までに少なくとも2回以上スリットを開閉して、スリット開閉周期tQSで発振し且つピーク出力が経時的に減少するレーザパルス群(f)をパルス放電周期tDで得る。CO2とN2の各成分比を調整してパルス群(f)のレベル推移を定める。
請求項(抜粋):
回転チョッパを用いてQスイッチ発振を行うCO2レーザ装置において、レーザ媒質が直流または高周波の放電により励起され、当該放電は回転チョッパのスリットの開閉繰り返し信号を分周した信号に同期してパルス変調され、1回のパルス放電終了から次回のパルス放電開始までに少なくとも2回以上回転チョッパーのスリットが開閉され、レーザパルスが回転チョッパのスリットの開閉周期で発振し、当該レーザパルスのピーク出力が経時的に減少するレーザパルス群をパルス放電周期で得ることを特徴とするCO2レーザのQスイッチ方法。

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