特許
J-GLOBAL ID:200903010233845320

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-070606
公開番号(公開出願番号):特開平6-277208
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 X線CT装置において固体検出器により複数のエネルギー特性を弁別し、弁別されたエネルギー特性データをそれぞれ収集し、再構成して1つの断層像またはエネルギー特性毎に異なる複数の断層像を得るX線CT装置の提供。【構成】 X線管1は所定の電圧で駆動されX線を発生する。固体検出器31,32,33はシンチレータとフォトダイオードを組合せて構成されており、X線入射方向に対して3層に重ねられている。なお、重ねられている固体検出器31,32,33の間にはフィルタ4,4が挿入されている。固体検出器31,32,33はそれぞれ増幅器5の入力端に接続されている。そして、各増幅器の出力は演算処理装置に加えられここでデジタル信号に変換されたのち、被検体2のX線吸収率の空間的分布データを断層画像または透過画像として再構成する。求められた再構成画像は表示装置7に表示される。
請求項(抜粋):
被検体にX線を曝射するX線源と、前記被検体の透過X線量を検出する検出器と、前記検出器からの前記透過X線量に基づくデータを収集するデータ収集部と、前記データ収集部からのデータに基づいて前記被検体の断層像または透視像を再構成する画像再構成部と、を有し、前記データ収集部が前記検出器で得た前記被検体のX線吸収率の空間的分布をデータとして収集し、前記画像再構成部が該収集されたデータから断層画像又は透視画像を再構成するX線CT装置において、前記検出器が、シンチレータとフォトダイオードからなる固体検出器をX線入射方向に対して2層以上重ね合わせて構成されていること、を特徴とするX線CT装置。

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