特許

J-GLOBAL ID：200903010245375612

大きさが様々なロールの外周面に均一な塗布膜を形成する方法

発明者： 落合富士雄 ,  大沼 浩司
出願人/特許権者： 有限会社三貴企画
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-289898
公開番号（公開出願番号）：特開2002-096014
出願日： 2000年09月25日
公開日（公表日）： 2002年04月02日
要約：

【要約】【課題】 インクジェット型プリンタによってロールへ均一な塗布膜を形成する,大きさが様々なロールの外周面に均一な塗布膜を形成する方法。【解決手段】 回転駆動されるロール1に対して近接してロール面長方向に走査するインクジェット型プリンタヘッド5から塗布液を噴射して塗布膜を形成する方法であって、噴射ドットがロール周方向にずれ重なって線を形成する所定の線形成スピードにロール1の周速度が一致するように、コントローラで、ロール1の外径寸法と線形成スピードとから該ロール1の回転速度を算出して回転するとともに、ロール1の回転速度とドットで形成されるスパイラルな塗り線の幅とドットで形成されるスパイラルな塗り線と塗り線のオーバーラップ寸法とから該プリンタヘッド5のロール面長方向の走行速度を算出して走行することにより、該プリンタヘッド5をロール1に対して相対的に所要のスパイラル状に走査しつつ、該プリンタヘッド5から塗布液を噴射してロールに均一な塗布膜を形成する。

請求項（抜粋）：

ロールをチャック回転手段により両端支持して回転駆動し、適数個のノズルが複数の斜め配列に設けられていて位置ずれに対応した遅延処理を行って各ノズルから塗布液を噴射することによりロール面長方向に一列連鎖状に重なる素線(線幅)となるように塗布液を噴射することができるインクジェット型のプリンタヘッドを、ロールに近接してロール面長方向に走査し、プリンタヘッドから塗布液を噴射して塗布膜を形成する方法であって、塗布液の噴射ドットがロール周方向にずれ重なって線を形成する所定の大きさの線形成スピードにロールの周速度が一致するように、ロールの外径寸法に対応する回転速度を算出すると共に、一回転すると塗布液のドットで構成される素線の端のドットが一回転前の素線の端のドットにずれ重なるスパイラル状となるように、ロールの回転速度と塗布液のドットで形成される素線の長さと一ドットのオーバーラップ寸法とから該プリンタヘッドのロール面長方向の走行速度を算出して、ロールを前記算出した回転速度で回転すると共に、該プリンタヘッドを前記算出した走行速度で走行しつつ、プリンタヘッドから塗布液を噴射してロールに均一な塗布膜を形成することを特徴とする,大きさが様々なロールの外周面に均一な塗布膜を形成する方法。

IPC (4件)：

B05D 1/02 ,  B41C 1/10 ,  B41C 1/18 ,  G03F 7/18

FI (5件)：

B05D 1/02 A ,  B05D 1/02 H ,  B41C 1/10 ,  B41C 1/18 ,  G03F 7/18

Fターム (18件)：

2H025AA00 ,  2H025AB05 ,  2H025EA05 ,  2H084AA30 ,  2H084AA40 ,  2H084AE05 ,  2H084BB16 ,  2H084CC01 ,  2H084CC03 ,  4D075AA36 ,  4D075AA39 ,  4D075AA42 ,  4D075AA43 ,  4D075AA68 ,  4D075AA85 ,  4D075DA10 ,  4D075DB05 ,  4D075DB06