特許
J-GLOBAL ID:200903010248051770

炭素繊維用前駆体繊維および炭素繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-225664
公開番号(公開出願番号):特開2009-079343
出願日: 2008年09月03日
公開日(公表日): 2009年04月16日
要約:
【課題】 紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフトを高めることができるPAN系重合体溶液を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法を提供すると共に、上記の高品位な炭素繊維用前駆体繊維を用いた高性能でかつ高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。【解決手段】 ポリアクリロニトリル系重合体を溶媒に溶解してなる重合体溶液を乾湿式紡糸するに際し、該重合体溶液の紡糸ドラフトを8〜100の範囲に設定して紡糸し、乾燥させた凝固糸条の単繊維繊度が0.4〜2.3dtexの凝固糸を得、次いで該凝固糸を延伸して単繊維繊度が0.4〜1.2dtexの延伸糸とすることを特徴とする炭素繊維用前駆体繊維の製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリアクリロニトリル系重合体を溶媒に溶解してなる重合体溶液を乾湿式紡糸するに際し、重合体濃度が6〜25重量%であり、かつ、伸長時破断時間が20秒以上であるポリアクリロニトリル系重合体溶液を、平均孔径が0.05〜0.18mmの紡糸口金から、該重合体溶液の紡糸ドラフトが8〜100の範囲となるように設定制御にして吐出巻き取り、紡糸して、乾燥させた凝固糸の単繊維繊度が0.4〜2.3dtexの凝固糸を得、次いで該凝固糸を延伸倍率1〜5倍で延伸して単繊維繊度が0.4〜1.2dtexの延伸糸とすることを特徴とする炭素繊維用前駆体繊維の製造方法。
IPC (2件):
D01F 6/18 ,  D01F 9/22
FI (2件):
D01F6/18 E ,  D01F9/22
Fターム (17件):
4L035AA08 ,  4L035BB04 ,  4L035BB16 ,  4L035BB21 ,  4L035BB22 ,  4L035BB91 ,  4L035FF01 ,  4L035HH03 ,  4L035HH04 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037FA07 ,  4L037PA55 ,  4L037PA65 ,  4L037PC11 ,  4L037PS02 ,  4L037PS11
引用特許:
出願人引用 (6件)
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