特許

J-GLOBAL ID：200903010250380632

湿式トナー及びその製造方法

発明者： 日口 洋一
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 内田 亘彦 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-073645
公開番号（公開出願番号）：特開平5-273793
出願日： 1992年03月30日
公開日（公表日）： 1993年10月22日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 カルボキシル基又はエステル基を有するオレフィン系樹脂粒子単独、又は着色剤を添加したカルボキシル基又はエステル基を有するオレフィン系樹脂粒子と大部分の液状脂肪族炭化水素とからなる湿式トナーにおいて、ヒドロキシカルボン酸エステルをモノマーとする3〜10量体のポリヒドロキシカルボン酸エステル及び液状脂肪族炭化水素と相溶性を有するジアルキルスルホコハク酸金属塩を存在させる。【効果】 ポリヒドロキシカルボン酸エステルを存在させることによりその樹脂粒子の粒径がサブミクロン単位で、かつ粒径分布の極めて狭いものができ、また分散性がよく、劣化のない湿式トナーとすることができる。しかも、荷電制御剤としてジアルキルスルホコハク酸金属塩を使用すると、樹脂粒子に対して高い吸着性と優れた負帯電性を示し、また、荷電制御剤の使用量を最小限に抑えることができ、高い光学的反射濃度が得られる。

請求項（抜粋）：

カルボキシル基又はエステル基を有するオレフィン系樹脂粒子単独、又は着色剤を添加したカルボキシル基又はエステル基を有するオレフィン系樹脂粒子と大部分の液状脂肪族炭化水素とからなる湿式トナーにおいて、ヒドロキシカルボン酸エステルをモノマーとする3〜10量体のポリヒドロキシカルボン酸エステル及び液状脂肪族炭化水素と相溶性を有するジアルキルスルホコハク酸金属塩を存在させることを特徴とする湿式トナー。