特許
J-GLOBAL ID:200903010254496147

ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262416
公開番号(公開出願番号):特開平7-117742
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 ゴムクローラの解体に当り資源再利用の観点からゴムクローラを構成するゴム部と金属部との完全分離を容易に実現できるゴムクローラの廃棄処理方法およびその装置を提供する。【構成】 無端状のゴムクローラ1を前処理裁断プレス14により裁断して平に伸展する。切断装置部24によりゴムクローラ1の中央分離予定部に長手方向の切れ目を入れる。ゴムクローラ1の周辺に配置した誘導加熱コイル23a に交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱する。この金属部と接合するゴム部を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化させる。分離装置部25によりゴムクローラ1の長手方向と直角にゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部を中央から引裂き、金属部を自重で下方へ分離する。ゴム部は裁断装置部34の横方向裁断プレス35と縦方向裁断プレス36とによりブロック状に裁断する。
請求項(抜粋):
無端帯状に成形されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する廃棄処理方法において、解体対象のゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置し、この誘導加熱コイルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱し、この金属部と接合するゴム部を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化させ、ゴム部と金属部とを分離することを特徴とするゴムクローラ廃棄処理方法。
IPC (2件):
B62D 55/32 ,  B62D 55/253

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