特許
J-GLOBAL ID:200903010258566166

アルミニウム製熱交換器またはそのフィン材用親水性皮膜形成剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-297495
公開番号(公開出願番号):特開平6-093209
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 アルカリケイ酸塩(水ガラス)と、有機化合物との複合皮膜よりなる親水性皮膜について、アルカリケイ酸塩に特有のセメント臭やカビ臭を、大幅に低減せしめることができる、アルミニウム製熱交換器またはそのフィン材用親水性皮膜形成剤を提供する。【構成】 フィンとチューブを備えたアルミニウム製熱交換器またはそのフィン材の表面に親水性皮膜を形成するために用いられる親水性皮膜形成剤は、アルカリケイ酸塩(A)と、カルボニル基を有する低分子有機化合物(B)と、特定のアクリルアミド共重合体またはその塩(C)と、シランカップリング剤(S)とを主成分とする。シランカップリング剤(S)としては、親水性皮膜の親水性に悪影響を与えないものであって、例えばγ-アミノプロピルトリエトキシシラン、N-β(アミノエチル)γ-アミノプロピルトリメトキシシランなどを使用する。
請求項(抜粋):
フィンとチューブを備えたアルミニウム製熱交換器またはそのフィン材の表面に親水性皮膜を形成するために用いられる親水性皮膜形成剤であって、アルカリケイ酸塩(A)と、カルボニル基を有する低分子有機化合物(B)と、アクリルアミド共重合体またはその塩(C)と、シランカップリング剤(S)とを主成分とし、アクリルアミド共重合体またはその塩(C)は、(メタ)アクリル酸-アクリルアミド共重合体、マレイン酸-アクリルアミド共重合体、ビニルスルホン酸-アクリルアミド共重合体、および(メタ)アリルスルホン酸-アクリルアミド共重合体、並びにこれらの塩よりなる群の中から選ばれたものであり、かつアクリルアミド共重合体またはその塩(C)において塩成分を除いた重合体の重量に基づくアクリルアミド単位含有率が30〜90%であるとともに、アクリルアミド共重合体またはその塩(C)の固形分25〜30重量%水溶液における粘度が200〜2000cpsの範囲内であることを特徴とする、アルミニウム製熱交換器またはそのフィン材用親水性皮膜形成剤。
IPC (4件):
C09D 1/04 PCM ,  C09D 5/00 PPG ,  C09D133/26 PFW ,  F28F 1/12

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