特許
J-GLOBAL ID:200903010263266278
プログラマブル光信号処理装置およびその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129011
公開番号(公開出願番号):特開平10-319444
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 各種の光信号処理の要求に回路パラメータを変えるだけで自由に対応可能な光信号処理を提供。【解決手段】 光源11は信号光と異なる波長 の制御光を発振する。位相変調用発振器15は位相制御器4,5に位相変調を与える。ロックインアンプ16は受光部12で受けた制御光から位相変調用発振器と同じ周波数で変調された信号を分離する。電力制御部14は方向性結合器3と位相制御器4,5に供給する電力量を制御する。計算部13は全ての可変方向性結合器の結合率を0または100%に設定するための制御値を測定し、各可変方向性結合器の結合率を0から100%に設定するための制御値の変化を測定し、位相制御器に0位相状態を実現するための制御値を測定し、位相制御器に0位相状態からπ位相状態に変化するための制御値の変化量を測定し、これら測定した制御値を基に各可変方向性結合器の結合率と各位相制御器の位相量を所望の値に設定する。
請求項(抜粋):
2本の光導波路がN+1カ所(Nは正の整数)の異なる位置で可変方向性結合器により結合され、N+1個の前記可変方向性結合器にそれぞれ挟まれたNカ所の前記2本の光導波路がそれぞれ一定の光路長差を持ち、前記Nカ所における前記2本の光導波路上の少なくとも一方に位相制御器を有するプログラマブルな光信号処理用光回路を備え、該光信号処理用光回路の周辺に、制御光を1つあるいは複数の波長で発振可能な光回路制御用光源と、前記光信号処理用光回路の出力端から信号光および前記制御光を受光する受光部と、前記位相制御器に位相変調を与える位相変調用発振器と、前記受光部で受けた光信号の中から前記位相変調用発振器と同じ周波数で変調された信号を分離するロックインアンプと、前記N+1個の可変方向性結合器とNあるいは2N個の前記位相制御器に供給する電力量を制御する電力制御部と、前記光信号処理用光回路の回路パラメータを設定するための所定の制御手順をあらかじめ格納し、該制御手順に従い、位相同期検波により前記ロックインアンプから得られる測定値に基づいて前記光回路制御用光源、前記位相変調用発振器、前記電力制御部を動作させることにより、各前記可変方向性結合器の結合率と各前記位相制御器の位相シフト量を所望の値に設定する計算部とを配したことを特徴とするプログラマブル光信号処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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