特許

J-GLOBAL ID：200903010265072438

双胴型清掃船

発明者： 村上 光功 ,  國原 和夫 ,  引野 正己
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-221926
公開番号（公開出願番号）：特開平10-059277
出願日： 1996年08月23日
公開日（公表日）： 1998年03月03日
要約：

【要約】【課題】 双胴型清掃船は、単に航走することにより、水面に浮遊する浮遊物を胴体間に導き回収するだけなので、浮遊物の回収効率が悪い。【解決手段】 各胴体4船首部に、案内体5の外方で船尾側から船首側に向かう水流W2を発生させるためのジェットポンプ装置20を設け、このジェットポンプ装置20に、胴体4船首部の内側に船首方向に向けて開口した取入れ口21と、胴体4船首部の外側に船首方向に向けて開口した吐出口22とを設け、取入れ口21および吐出口22を接続した連通路23の途中に水流発生用ポンプ24を配置し、水流発生用ポンプ24を駆動して取入れ口21から水を取入れ、連通路23を通過して水が吐出口22から吐出して案内体5の外面に沿った水流W2を発生させる。

請求項（抜粋）：

双胴型の船体の各胴体船首部に、船体の前方に突出して水面に浮遊する浮遊物を胴体間に向けて案内するための案内体が設けられ、船体間に、胴体船首部間で船首側から船尾側に向かう水流を発生させて胴体間に案内した浮遊物を所定の場所に移動させるための第一水流発生装置が設けられ、各胴体船首部に、案内体の外方で船尾側から船首側に向かう水流を発生させるための第二水流発生装置が設けられたことを特徴とする双胴型清掃船。