特許
J-GLOBAL ID:200903010266890517

連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093905
公開番号(公開出願番号):特開平7-276020
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 鋼板の強度・靭性低下の原因となる、鋳片の中心偏析やセンターポロシティーを有効に防止し、生産性や経済性を損なわない連続鋳造方法を提供する。【構成】 鋳造時の凝固率が85%以上99%以下の領域において、断続的に面圧下を行うに際して第1回目の圧下量δと圧下速度Vの積を圧下帯入り側の未凝固厚dで除した値が少なくとも10以上となるような軽圧下を行うことにより、鋳片厚み中心部の偏析および最大径が0.1mm以上のセンターポロシティーが皆無にすることを特徴とする連続鋳造方法。【効果】 従来の熱間圧延鋼板に比して、飛躍的に優れた厚み中心部の強度、靭性が経済性を損なわずに得られる。
請求項(抜粋):
連続鋳造によって熱間圧延用鋳片を製造するに当たり、凝固率が85%以上99%以下の位置において、面によって1mm以上25mm以下の軽圧下を断続的に行うと共に、軽圧下に際して圧下帯入り側における未凝固厚と第1回目の圧下量及び圧下速度との関係において、(1)式の関係を満足することを特徴とする、鋳片板厚中心部に欠陥の無い連続鋳造鋳片の製造方法。【数1】δ・V/d≧10 ・・・(1)ここで、δは断続圧下時の第1回目の圧下量(mm),dは圧下帯入り側における未凝固厚(mm)、またVは圧下端子の圧下速度(mm/sec)である。
IPC (2件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/20

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