特許
J-GLOBAL ID:200903010269572958

内燃機関の制動および補助動力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049911
公開番号(公開出願番号):特開平5-260610
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 コンデンサを利用したHIMRシステムにおいてコンデンサの充放電制御をできるようにする。【構成】 内燃機関の回転軸に連結されたかご形多相誘導機の多相交流回路と蓄電手段の直流回路とを双方向に電気エネルギを変換し制動および補助動力とする内燃機関の制動および補助動力装置において、蓄電手段を静電容量回路で構成し、この静電容量回路に昇圧降圧変換器を介して接続されインバータ回路の直流端子電圧より低い端子電圧の蓄電池を備え、制御回路の制御モードとして、初期充電モード、始動モード、減速モード、および加速モードを設け、初期充電、始動、減速、および加速を制御する。【効果】 蓄電手段としての大型蓄電池を廃止し軽量化をはかることによって生じる制動および補助動力の供給が不適切になることを防止することができる。
請求項(抜粋):
車軸を駆動する内燃機関の回転軸に連結されたかご形多相誘導機と、蓄電手段と、前記かご形多相誘導機の多相交流回路と前記蓄電手段の直流回路とを双方向に電気エネルギを変換して結合するインバータ回路と、このインバータ回路を制御するインバータ制御回路とを備えた自動車の制動および補助動力装置において、前記蓄電手段は、前記インバータ回路の直流側に直結された静電容量回路と、その静電容量回路に昇圧降圧変換器を介して接続され前記インバータ回路の直流端子電圧より低い端子電圧の蓄電池とを含み、前記昇圧降圧変換器は前記制御回路により制御され、前記制御回路の制御モードは、前記内燃機関の停止状態で前記静電容量回路に前記蓄電池のエネルギを昇圧降圧変換器により昇圧変換して充電させる初期充電モードと、前記内燃機関の始動時に前記静電容量回路に蓄電されたエネルギを前記インバータ回路を介して前記かご形多相誘導機に交流電流として与え前記かご形多相誘導機を電動機として作動させる始動モードと、前記自動車の制動時に前記かご形多相誘導機を発電機として作動させ前記かご形多相誘導機の出力交流電流を前記インバータ回路を介して前記静電容量回路に充電電流として供給する減速モードと、前記自動車の加速時に前記かご形多相誘導機を電動機として作動させ前記静電容量回路に蓄電されたエネルギを前記インバータ回路を介して前記かご形多相誘導機に交流電流として供給する加速モードとを含むことを特徴とする自動車の制動および補助動力装置。
IPC (8件):
B60L 11/18 ,  B60K 25/02 ,  B60L 7/20 ,  B60L 9/18 ,  B60L 11/14 ,  H02J 9/06 505 ,  H02M 7/48 ,  H02P 5/41 302
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-283001
  • 特開昭54-149112
  • 特開平4-056648

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