特許
J-GLOBAL ID:200903010286480650

多水準流体燃料エアーバッグインフレーター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116702
公開番号(公開出願番号):特開平8-301061
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【課題】 膨張ガスの供給量、供給源、および供給速度等のパラメーターを変えることができる多水準エアーバッグインフレーターを含むエアーバッグ装置およびその操作方法を提供する。【解決手段】 本発明のエアーバッグ装置の多水準インフレーターは、貯蔵ガスチャンバー、作動すると流体燃料と酸化剤を燃焼させる燃焼チャンバー、貯蔵ガスチャンバーを開放する開放手段、および燃焼チャンバー内での流体燃料と酸化物の燃焼を開始させるイニシエーター装置を備えている。開放手段とイニシエーター装置の作動および作動の順序を適切に選択することによって各種の特性水準を得ることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの膨脹式エアーバッグを具備する少なくとも一つのエアーバッグモジュール、ならびに周囲温度、乗員の存在、シートベルトの使用および自動車の減速の群から選択される少なくとも一つのエアーバッグ装置操作条件を感知するセンサ手段を含んでなる、自動車用エアーバッグ装置であって;前記少なくとも一つのエアーバッグモジュールに連結され、前記エアーバッグモジュールに加える多水準ガスを生成する多水準エアーバッグインフレーターを含んでなり;前記多水準エアーバッグインフレーターが、加圧貯蔵ガスの供給源を備え、そして少なくとも一つのガス出口ポートとその少なくとも一つのガス出口ポートを通常は閉鎖している密閉手段とを具備している第一チャンバー;前記少なくとも一つのガス出口ポートを開いて、前記第一チャンバーの内容物の少なくとも一部分を前記第一チャンバーから放出させる開放手段;前記第一チャンバーが放出する内容物を膨脹式装置に誘導する誘導手段;作動すると、少なくとも1種の流体燃料と少なくとも1種の酸化剤が燃焼して熱燃焼ガスを含有する燃焼生成物を生成し、そして少なくとも一つのガス出口開口と上記少なくとも一つのガス出口開口を通常は閉鎖している密閉手段とを備えている第二チャンバーであって、前記第二チャンバーの密閉手段が第一チャンバーに隣接するおもて面と前記第二チャンバーに隣接する裏面を有し、第二チャンバーの密閉手段が開くと、前記第二チャンバーは前記第一チャンバーと流体で連通し、第二チャンバーの密閉手段は、前記おもて面と裏面における圧力の差が充分大きくなったとき開いて、前記第二チャンバーの内容物の少なくとも一部分が前記第一チャンバー内に流入するよう構成されている、第二チャンバー;ならびに前記少なくとも1種の流体燃料と少なくとも1種の酸化剤の前記第二チャンバー内での燃焼を開始させるイニシエーター手段;を含んでなり;該モジュールがセンサ手段から第一水準出力を受けたとき、前記第一チャンバーから放出される内容物は、本質的に貯蔵ガスの少なくとも一部分からなり;そして該モジュールがセンサ手段から第三水準出力を受けたとき、前記第一チャンバーから放出される内容物は、貯蔵ガスの少なくとも一部分および前記第二チャンバー内で少なくとも1種の流体燃料と少なくとも1種の酸化剤が燃焼することによって生成する燃焼生成物の少なくとも一部を含有する;ことを特徴とする自動車用エアーバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/26 ,  B01J 7/00
FI (2件):
B60R 21/26 ,  B01J 7/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-506195
  • 車両搭乗者拘束具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-249990   出願人:ティーアールダブリュー・ベヒクル・セーフティ・システムズ・インコーポレーテッド

前のページに戻る