特許
J-GLOBAL ID:200903010287036931

アーク融解した金属材料をインゴット状に鋳造するための方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144153
公開番号(公開出願番号):特開平5-192746
出願日: 1992年06月04日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】合金の凝固を制御するプラズマアーク溶解によるインゴットの鋳造法の提供。【構成】溶融した金属材料をインゴットモールド28に輸送し、キャスティングモールド内の溶融金属プール40の上面温度と温度分布をイメージングラジオメータ48で測定する。このラジオメータはインゴットモールドを包囲する不活性ガス充填チャンバの外に、のぞき窓46を通してインゴットプール表面が見られるように配置されている。少なくともプラズマアークトーチ44を使用してアークをインゴットプール表面に向かわせ、その強度を選択的に調節し、同時にアークの照射を選択的な位置に配置して、望ましい所定のモールドプール表面温度と温度分布を維持することにより、凝固したインゴット中に予め選定された冶金学的組織が得られるようにする。
請求項(抜粋):
溶融した金属材料をインゴットの形態に鋳造するための装置であって、中に導入された溶融金属材料を閉込め収容するためのモールド手段であり、該溶融金属材料を冷却することにより該金属材料を凝固させてインゴットを形成するための冷却手段を有しており、さらに、該インゴットを該モールド手段から徐々に取出すことができるように底部に開口を有している、該モールド手段と、該モールド手段の上部が当該イメージングラジオメータの視野内にあるような所定の位置に配置されており、モールド手段の該上部に配置された該溶融金属材料の上部モールドプール表面の温度および温度分布を測定することができるイメージングラジオメータと、該上部モールドプール表面上にアークを向かわせるための少なくともひとつのプラズマアークトーチ手段であり、該アークの強度を調節する手段および該アークを該上部モールドプール表面上の予め選定された領域に向かわせる手段を含んでいる、該トーチ手段と、該アークの強度の該調節を選択的に制御すると共に該上部モールドプール表面の予め選定された領域に該アークを向かわせる該操作を選択的に制御するための制御手段であり、該イメージングラジオメータにより測定された温度分布と予め定められた温度分布との間の差に応答してシグナルを生成する手段を有している、該制御手段と、該モールド手段および該モールド手段中に該溶融金属材料を導入するための手段を包囲している、不活性ガスを充填したチャンバであり、該チャンバ上に設置された少なくとも第一ののぞき窓を有しており、該少なくともひとつのプラズマアークトーチ手段の有効な操作に適した所定の内圧を維持するようになっている、該不活性ガス充填チャンバとを含む装置。
IPC (5件):
B22D 11/04 111 ,  B22D 9/00 ,  B22D 23/00 ,  C22B 9/20 ,  C22F 3/00

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