特許
J-GLOBAL ID:200903010297644271

ヒートポンプ式給湯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258812
公開番号(公開出願番号):特開2001-082802
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 システムの信頼性を低下させることなく、且つコストの増大を招くことなく除霜運転を実行できるヒートポンプ式給湯器1を提供すること。【解決手段】 貯湯槽2内の液体を給湯用熱交換器5に流通させて加熱する通常運転を実行している時に、室外熱交換器7の出口温度が約-5°C(温度センサ19の検出温度)まで低下すると、通常運転から除霜運転に切り替えられる。この除霜運転では、ウォータポンプ3の運転を停止し、且つ膨張弁6の弁開度を通常運転時より大きく(例えば全開)する。これにより、圧縮機4から吐出されるホットガスが給湯用熱交換器5で放出する熱エネルギー量を少なくでき、且つ膨張弁6での減圧による温度低下を小さくできる。この結果、圧縮機4から吐出されたホットガスが大きく温度低下することなく室外熱交換器7まで到達して、室外熱交換器7の除霜を行うことができる。
請求項(抜粋):
圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、及び熱源用熱交換器を環状に接続して構成され、前記減圧装置の弁開度を電気的に調節できるヒートポンプサイクルと、給湯用の液体を蓄える貯湯槽と、この貯湯槽内の液体が前記給湯用熱交換器を通って循環できる循環通路と、この循環通路に前記貯湯槽内の液体を流通させるポンプと、前記熱源用熱交換器の除霜を行う除霜制御手段とを備え、この除霜制御手段は、除霜運転を行う時に、前記減圧装置の弁開度を通常運転時より大きくし、且つ前記ポンプの運転を停止させることを特徴とするヒートポンプ式給湯器。

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