特許
J-GLOBAL ID:200903010297873246

文章画像の属性判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293104
公開番号(公開出願番号):特開平5-128306
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】単純2値化した構成要素を、レイアウトの複雑さにかかわらず、5種類(文字(列)、図形、写真、表、フィールドセパレータ)に分類する。【構成】2値化された文書画像が入力されると、その文書画像を縮小し、さらにその中の各構成要素を、傾き補正処理S19を併用し、領域内黒画素数S10、外接矩形の縦横比と厚さS12、領域の矩形度と厚さS16などを求め、それらを所定の閾値と比較することにより、文字(列)、図形、写真、表及びフィールドセパレータの5種類に判別する。文書画像の縮小時の文字(列)とフィールドセパレータの接触領域については接触領域分離及び属性判別処理S18により原画像に戻してから領域分割し判別する。
請求項(抜粋):
文書画像を単純2値化して2値化画像(原画像)を作成し、さらに該2値化画像全体を縮小した後、該縮小画像を構成要素に領域分割し、該分割された領域に対して属性の判別を行う文書画像の属性判別方法において、前記縮小画像領域内の黒画素数、領域外接矩形の縦横比、領域の厚さ、及び領域の矩形度をそれぞれ求めてそれらに対する閾値と比較する処理と、前記縮小画像領域内で所定の閾値より長い黒ランが存在するか否か判定する処理と、前記縮小画像領域に該当する原画像の領域を求め、該原画像の領域内における黒画素が存在しないライン及び黒画素が少なくとも1つ存在するラインを求めることにより原画像の領域を分割した後、該分割した原画像の領域に該当する前記縮小画像の領域を求める処理と、該縮小画像領域内の最長黒ランの長さ及び領域の厚さを求め、それに対応する閾値と比較する処理と、傾き補正処理により、前記縮小画像領域の外接矩形の大きさに対する前記縮小画像領域内での最長黒ランの長さの比率を求め、それに対応する閾値と比較する処理と、前記縮小画像領域内の黒白反転密度を求め、それに対応する閾値と比較するの処理とを、実行して前記縮小画像領域を文字(列)、図形、写真、表、及びフィールドセパレータの各領域に判別することを特徴とする文書画像の属性判別方法。
IPC (2件):
G06K 9/20 340 ,  H04N 1/40

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