特許
J-GLOBAL ID:200903010298703000

光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-201939
公開番号(公開出願番号):特開平11-045451
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 グルーブ部とランド部がほぼ等しい幅で形成された光ディスクに対しても、良好なランド/グルーブ判別信号を得、ディスクの偏心等に基づくレンズシフトが発生してもオフセットのないトラッキングエラー信号を得る。【解決手段】 メインスポット(0次光)と一対のサブスポット(±1次光)を形成する第1の回折素子2と、少なくともトラックと平行方向に分割された第2の回折素子3を有し、受光素子11〜13の受光部A、Bが+1次光サブスポットの回折素子3によるトラックと平行方向に分割された各領域からの回折光を検出し、受光部C、Dが-1次光のサブスポットについて同様に回折光を検出し、受光部E、Fがメインスポット(0次光)について同様に回折光を検出し、各受光部A〜Fの出力をAS〜FSとするとき、ランド/グルーブ判別信号=(AS-BS)-(CS-DS)、トラッキングエラー信号=(ES-FS)-{α(AS-BS)+α(CS-DS)}(但し、αは定数)とする。
請求項(抜粋):
トラックを形成する溝部であるグルーブ部(10)と溝間部であるランド部とが、ほぼ等しい幅で形成された光ディスクに対し、情報の記録再生を行う光ピックアップ装置において、0次光のメインスポットと、ディスク半径方向に該メインスポットに対してトラックピッチの略1/4である(グルーブ幅+ランド幅)/4の間隔で対称に配置された一対の±1次光のサブスポットとを形成する第1の回折素子と、該第1の回折素子にて形成されたメインスポットと一対のサブスポットによるディスクからの反射光を回折する、少なくともトラックと平行方向に分割された第2の回折素子と、+1次光のサブスポットについて第2の回折素子によるトラックと平行方向に分割されたそれぞれの領域からの回折光を検出する受光部(A、B)、および、-1次光のサブスポットについて第2の回折素子によるトラックと平行方向に分割されたそれぞれの領域からの回折光を検出する受光部(C、D)を少なくとも有する受光素子と、該受光素子の各受光部(A、B、C、D)の出力をAS、BS、CS、DSとする場合に、(AS-BS)-(CS-DS)をランド/グルーブ判別信号として演算する演算手段とを具備する光ピックアップ装置。

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