特許
J-GLOBAL ID:200903010310580539
プリンタ機構
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334643
公開番号(公開出願番号):特開平10-175335
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 プリンタにおける、プリント媒体のしわの発生を低減するためのプリント媒体送り機構。【解決手段】 細長いピンチローラ52が駆動ローラ50の外周部のうちプリント領域48に近い部分に配置される。このピンチローラはプリント媒体60を駆動ローラに押圧して保持する。この押圧力によってピンチローラおよび駆動ローラの近傍におけるプリント媒体の形状が制御される。また、二つの傾斜支持体70、72をプラテン54に設けることによって、プリント媒体はプリントヘッド44に対して、プリント領域48では凹状に湾曲し、傾斜支持体72においては凸状に湾曲する。このS字状湾曲に伴なう応力がより均一に分散されるため、プリントヘッド・ノズルの近傍でのしわの発生を所望の限度内に維持するのにさほど大きな湾曲を必要としない。従って、ペン-プリント媒体角度、つまりはプリント品質も改善される。
請求項(抜粋):
プリント時のペンとプリント媒体との間隔を制御するプリンタ機構であって、プリント媒体上にプリントを行なうプリントヘッドと、プリント時に前記プリント媒体が前記プラテンに沿って運動方向に移動するとき前記プリント媒体を支持するための、前記プリントヘッドに隣接して配置されたプラテンであって、前記プラテンと前記プリントヘッドの間にプリント領域が形成され、前記プラテンは第1の接触領域で前記プリント媒体を支持する第1の傾斜部および第2の接触領域で前記プリント媒体を支持する第2の傾斜部を有しており、前記第2の傾斜部は前記プラテン上に前記プリント媒体の順走行方向に向かって前記第1の傾斜部の前方に配置されていることを特徴とするプラテンと、前記プリント媒体を前記プリント領域内で前記プラテンに沿って駆動する駆動ローラと、前記駆動ローラの回転によって前記プリント媒体が移動するように前記プリント媒体を前記駆動ローラに保持するためのピンチローラであって、前記ピンチローラは前記駆動ローラに対して、前記プリント媒体を前記第1の傾斜部と接触した状態に維持するように配置され、前記第1の傾斜部は前記第2の傾斜部より前記駆動ローラに近く配置されていることを特徴とするピンチローラとを備えており、前記プリント媒体は前記第1の傾斜部と前記第2の傾斜部の間において前記の走行方向に沿ってプリントヘッドに対して凹面状を成す方向に湾曲し、前記プリント媒体は前記第2の傾斜部において前記走行方向に沿って前記プリントヘッドに対して凸面状を成す方向に湾曲し、前記第1および第2の傾斜部によって生じる前記凹面状および凸面状の湾曲によってプリント時の前記プリント領域における前記プリント媒体のしわの発生が抑制されることを特徴とするプリンタ機構。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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インクジェットプリンタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-132852
出願人:日本電気株式会社
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プリンタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-145372
出願人:ヒューレット・パッカード・カンパニー
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プリンタ機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-062192
出願人:ヒューレット・パッカード・カンパニー
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