特許
J-GLOBAL ID:200903010318560294

積層体の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154973
公開番号(公開出願番号):特開平9-001572
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 基材の外周や開口部の端面を表皮材のはみ出し部の巻き込みにより被覆が可能な積層体の製造装置であって、基材と表皮材が製造工程中に剥がれることがない製造装置を提供すること。【構成】 両成形型40,41間で基材となる溶融樹脂11meltと表皮材12とをプレスすることにより積層体が成形される。樹脂流動阻止部材44,45はスプリング51,52によって上型41の方向に付勢されており、両成形型40,41のプレス工程では表皮材12を介して上型41に当接し、プレスを終えて両成形型40,41が離間する工程では係止部材46,47によってプレス完了時の位置に保持されている。表皮材12は、このプレス工程の間に切断部44a,45aによって切断されて基材の端面を被覆するはみ出し部が形成される。
請求項(抜粋):
基材の裏側表面の形状に合わせた成形面を設けた基材側成形型と、表皮材の表面の形状に合わせた成形面を設けた表皮材側成形型と、前記両成形型間に前記基材となる溶融樹脂系材料を供給する供給手段とからなり、前記両成形型を重合して同両成形型間で前記表皮材とこの表皮材の裏面側に供給された前記溶融樹脂系材料を成形して同溶融樹脂系材料を硬化させることによって、前記基材の一側面が前記表皮材で全面的に被覆されかつ前記基材の端面が前記表皮材のはみ出し部の巻き込みにより被覆が可能な積層体を製造する装置であって、この製造装置が、前記基材側成形型の成形面に前記表皮材側成形型に向かって進退可能に組み付けられ前記両成形型の重合時に前記表皮材の所定の箇所に当接して前記溶融樹脂系材料が前記所定の箇所に流れるのを阻止する樹脂流動阻止部材と、前記樹脂流動阻止部材の進退位置を調節する位置調節手段と、前記両成形型の重合課程において前記両成形型が重合する途中から前記両成形型が完全に重合するまでは前記樹脂流動阻止部材が前記所定の箇所の表皮材に当接するようにかつ前記両成形型間が完全に重合した後の前記両成形型の離間課程においては前記表皮材と前記溶融樹脂系材料とが前記両成形型の重合時の形状に維持される位置に前記樹脂流動阻止部材が保持されるように前記位置調節手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする積層体の製造装置。
IPC (5件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/40 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (3件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/40

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