特許
J-GLOBAL ID:200903010318687979

積層体及びそれからなる医療用袋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷹野 みふね
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-320384
公開番号(公開出願番号):特開2000-343660
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 衛生性が高く、柔軟性及び透明性に優れ、かつ耐熱性及び耐ピンホール性についても良好な積層体及びそれよりなる医療用袋を提供することを課題とする。【解決手段】 外層にポリプロピレン系樹脂を、中間層にTREF溶出曲線の低結晶成分のピーク温度が45〜85°C、低結晶成分のピーク高さ(H)と、低結晶成分のピークと高結晶成分のピークとの間の最小谷間の高さ(M)との割合(H/M)が9以上、溶出曲線の全面積に対する低結晶成分のピーク温度以下の面積割合が35%以上、MFRが0.1〜20g/10分である低結晶成分と高結晶成分とを含むエチレン・α-オレフィン(C3〜18)共重合体を主成分とするポリエチレン系樹脂材料を用い、外層、中間層、内層をこの順で積層して積層体とし、これにより医療用袋を形成させる。
請求項(抜粋):
少なくとも外層、中間層及び内層をこの順で含む積層体において、前記外層がポリプロピレン系樹脂からなり、前記中間層が低結晶成分と高結晶成分とを含むエチレンと炭素数3〜18のα-オレフィンとの共重合体であって、以下に示す物性(a)〜(d)をすべて満たすものを主成分とするポリエチレン系樹脂材料からなることを特徴とする、積層体。(a)前記共重合体の温度上昇溶離分別によって得られる溶出曲線において、低結晶成分の溶出ピーク温度が45〜85°Cであること。(b)前記共重合体の温度上昇溶離分別によって得られる溶出曲線において、低結晶成分のピークの高さをHとし、低結晶成分のピークと高結晶成分のピークとの間の最小谷間の高さをMとしたとき、H/Mの値が9以上であること。(c)前記共重合体の温度上昇溶離分別によって得られる溶出曲線の全面積に対する低結晶成分の溶出ピーク温度以下の面積割合が35%以上であること。(d)前記共重合体のメルトフローレートが0.1〜20g/10分であること。
IPC (3件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/32 103 ,  A61J 1/10
FI (3件):
B32B 27/32 E ,  B32B 27/32 103 ,  A61J 1/00 331 C
Fターム (28件):
4F100AK01C ,  4F100AK04B ,  4F100AK05 ,  4F100AK06C ,  4F100AK07A ,  4F100AK07C ,  4F100AK62B ,  4F100AK62C ,  4F100AK63B ,  4F100AK63C ,  4F100AK64A ,  4F100AK64C ,  4F100AL05B ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100GB16 ,  4F100GB66 ,  4F100JA06B ,  4F100JA11B ,  4F100JA13C ,  4F100JB08B ,  4F100JJ03 ,  4F100JK13 ,  4F100JK14 ,  4F100JN01 ,  4F100YY00B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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