特許
J-GLOBAL ID:200903010319120433

タンクローリ車用液体給排装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-142307
公開番号(公開出願番号):特開平11-005485
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 液体をタンク本体内に液体が残留するのを防止し、液体の排出後にはタンク本体内の洗浄作業等を簡単にかつ確実に行えるようにする。【解決手段】 タンク本体1内に操作機構13によって昇降し、弁座板5の開口部5Aを開閉する有蓋筒状の底弁体11を設け、該底弁体11の筒状弁部11A下端面にはリング状突起11Dを形成する。また、弁座板5の環状溝5Cには、弁座シール7を設け、切欠溝5Dに設けた押えリング8で、該弁座シール7を抜止めし、前記リング状突起11Dを弁座シール7に離着座させる。そして、押えリング8の上面側は弁座板5の上側面5Bと略面一の平坦面として形成することにより、タンク本体1内の液体を底弁ケース4側へ全て排出できるようにし、弁座板5の上側面5B上に液体が残留するのを防止する。
請求項(抜粋):
タンクローリ車に設けられ、液体を収容するタンク本体と、該タンク本体の下部側に設けられ、該タンク本体内に液体を給排すべく下向きに開口した給排口と、一側が弁座板となって該給排口の下端側に固着され、他側が外部配管用の接続部となった底弁ケースと、該底弁ケースの弁座板に形成された開口部を開閉するため前記給排口内を上,下に昇降される底弁体とからなるタンクローリ車用液体給排装置において、前記底弁ケースの弁座板の上面側には、前記開口部を径方向外側から取囲む環状溝と、該環状溝の径方向外側に位置し該環状溝よりも浅底に形成された環状の切欠溝とを設け、前記環状溝の径方向内側には、前記開口部の壁面と環状溝の溝壁面とを形成する環状突起を設け、前記弁座板の環状溝内には環状の弁座シールを設け、前記切欠溝には該弁座シールの抜止めを行うために該切欠溝内に固着され、該切欠き溝の溝深さに対応する厚みをもった環状の押えリングを設け、前記底弁体には該押えリングよりも径方向内側に位置して前記弁座シールに離着座するリング状突起を一体に設ける構成としたことを特徴とするタンクローリ車用液体給排装置。
IPC (4件):
B60P 3/22 ,  B67D 5/34 ,  F16K 1/08 ,  F16K 1/46
FI (4件):
B60P 3/22 Z ,  B67D 5/34 ,  F16K 1/08 ,  F16K 1/46 Z

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