特許
J-GLOBAL ID:200903010322083859

紫外線硬化性樹脂、それを用いた紫外線硬化性樹脂組成物及び紫外線硬化性印刷インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092591
公開番号(公開出願番号):特開平10-287787
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 重合体中にラジカル開始能および/または紫外線増感能を有する紫外線硬化性樹脂を提供する。【解決手段】 アクリル系単量体および/またはマレイン酸系単量体を必須成分とするラジカル重合性不飽和単量体の重合体であって、重合体1分子当り、ラジカル重合性不飽和カルボン酸の少なくとも1個、カルボキシル基含有ラジカル開始剤化合物およびカルボキシル基含有光増感剤化合物のどちらかの少なくとも1個、さらに必要に応じてカルボキシル基含有アルキド樹脂が、カルボキシル基とエポキシ基との反応により結合されている側鎖を有し、重量平均分子量が1,000〜500,000であることを特徴とする紫外線硬化性樹脂。
請求項(抜粋):
アクリル系単量体および/またはマレイン酸系単量体を必須成分とするラジカル重合性不飽和単量体の重合体であって、重合体1分子当り、ラジカル重合性不飽和カルボン酸の少なくとも1個、カルボキシル基含有ラジカル開始剤化合物およびカルボキシル基含有光増感剤化合物のどちらかの少なくとも1個、さらに必要に応じてカルボキシル基含有アルキド樹脂が、カルボキシル基とエポキシ基との反応により結合されている側鎖を有し、重量平均分子量が1,000〜500,000である、下記一般式(I)で表される構成単位の組み合わせからなることを特徴とする紫外線硬化性樹脂。【化1】ここで、L:遊離のエポキシ基を有する重合体の側鎖のエポキシ基がさらにカルボキシル基と反応したときに生じる構造を含む基、M:Hであるか、またはラジカル重合性不飽和単量体のラジカル重合性不飽和二重結合を除く残基もしくはそれから誘導される基であって、X、Y、Zのいずれも有しない側鎖、X:不飽和カルボン酸のカルボキシル基を除く残基、Y:カルボキシル基含有ラジカル開始剤化合物のカルボキシル基を除く残基、Z:カルボキシル基含有光増感剤化合物のカルボキシル基を除く残基、alk:カルボキシル基含有アルキド樹脂のカルボキシル基を除く残基、であり、同一構成単位または異なる構成単位に含まれる複数個のL、M、X、Y、Zおよびalkはそれぞれ同一または相互に異なっていてもよい。また、a、b、c、d、e、f、g、h、iおよびjはそれぞれの構成単位の個数を表し、独立にそれぞれゼロ以上の整数で、全部の和が偶数であり、a+b+c≧1、c+d+e+f+g≧1を満足し、かつ、全体の重量平均分子量を1,000〜500,000とする組み合せを満足する。また、( )内に複数の基が示されているばあいは、いずれか1つの基がLと結合している。さらに、前記構成単位相互の結合順序は任意であり、また各構成単位は複数個連続して結合していてもよく、非連続に結合していてもよい。
IPC (3件):
C08L 33/00 ,  C08F 2/50 ,  C08L 67/00
FI (3件):
C08L 33/00 ,  C08F 2/50 ,  C08L 67/00

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