特許
J-GLOBAL ID:200903010327002822

双ドラム式連続鋳造装置用冷却ドラムの加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135973
公開番号(公開出願番号):特開平6-344087
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 双ドラム式連続鋳造機の冷却ドラムの周面構造に関し、冷却ドラム周面のメッキ厚みに対応して、最適な窪みとして必要な緩冷却効果を得て、薄板製品の表面欠陥である光沢むらとミクロクラックを同時に防止する。【構成】 冷却ドラム周面に窪みを形成する際に、窪みによる緩冷却効果を評価する指標としてガスギャップインデックス(GGI)を定義し、冷却ドラム周面のメッキ厚みに対応して、最適なGGIを選択し、その窪みを冷却ドラム周面に加工する。低コストで加工できるショットブラスト加工で窪みを加工する場合には、冷却ドラム周面のメッキ硬度に対応して、加工条件を変更する。さらに、この冷却ドラムを使用した連続鋳造において、溶湯に可溶なガスあるいは、溶湯に可溶なガスと溶湯に非可溶なガスとの混合ガスの非酸化性雰囲気下で鋳造することを特徴とする。
請求項(抜粋):
双ドラム式連続鋳造装置用の冷却ドラム周面に多数の窪みを形成する際に、前記冷却ドラム周面のメッキ層の厚みに対応して、下記の(1)式で定義されるガスギャップインデックスの値を決定し、そのガスギャップインデックスの値を持つ窪みを前記冷却ドラム周面に形成することによって前記冷却ドラムの熱流束を所定の値に調整することを特徴とする双ドラム式連続鋳造装置用冷却ドラムの加工方法。 GGI=Vg /AC =(Vd -Vm )/AC .........(1)ここでGGI:ガスギャップインデックスの値Vg :ドラム周面の窪みで形成されるガスギャップの体積Vd :ドラム周面の窪みの体積Vm :ドラム周面の窪みに浸入する溶鋼の体積AC :冷却ドラム周面の体積
IPC (2件):
B22D 11/06 330 ,  B24C 1/00

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