特許
J-GLOBAL ID:200903010331332179

光ファイバ型光偏向器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273995
公開番号(公開出願番号):特開平6-123840
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】1本乃至数本の光ファイバの先端に取り付ける光偏向器でありながら、その大きさはファイバの総断面積を大きく越えず、また、電力を用いない光ファイバ型光偏向器を提供する。【構成】信号光を導通する信号用光ファイバ2と複数の制御用光ファイバ3とを束ねたファイバ束の出射端に取付けられ、長軸方向両端に温度により磁化の状態が変化する感温磁性体7を固定し中央部に回折格子やレンズ等の光信号の偏向を行う光学素子1を設けかつ上下揺動自在に支持する回転支軸6aを中央短軸方向端部に設けた長方偏向板6と、前記ファイバ束の中心に存在する信号用光ファイバ2の外壁両側面に沿って並行対設しかつ前記長方偏向板6の回転支軸6aを軸支する脇ホルダ5と、前記複数の制御用光ファイバ3の先端面3bで制御用光ファイバ3の伝搬光の進路を妨げない位置に接着固定される微小な永久磁石4とを備えてなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
両外端部又は外周端部のそれぞれ背面に温度変化により磁化が変化する感温磁性体をかつ内側部に光信号の透過偏向を行う光学素子をそれぞれ取付けて回転支軸中心に回転自在に設けた偏向板と、前記感温磁性体に臨ませた出射端の制御光の進路を妨げない偏心位置に微小磁石を張設する1以上の制御用光ファイバと、前記光学素子又は当該光学素子の移動軌跡上の1点に信号光を出射する出射端を臨ませた信号用光ファイバと、を備えることを特徴とする光ファイバ型光偏向器。

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