特許
J-GLOBAL ID:200903010336381526

3次元形状データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245647
公開番号(公開出願番号):特開2000-076454
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 顔面模型を作成する際に必要とされる模型用顔領域の正確な抽出処理を自動的に行うことができる機能を有する3次元形状データ処理装置を得る。【解決手段】 立体模型作成装置によって実行されるデータ処理の1機能である背景除去機能は、ステップS2で、カラー画像から距離画像に基づき肌の色部分が大部分であると判断されるサンプリング領域を設定し、該サンプリング領域におけるカラー画像の色の統計処理結果を判断基準として、カラー画像全体から肌の色に近い色を有する領域のみを指示する暫定肌の色領域2値画像データを出力する。続いて、ステップS3で、暫定肌の色領域2値画像データで指示された画像領域における顔面の輪郭線を距離画像に基づき認識し、該顔面の輪郭線で分断される顔面外の領域を無効にすることにより、耳、首等の領域を取り除いた模型用顔領域を指示する顔の肌領域2値画像データを出力する。
請求項(抜粋):
人物の2次元のカラー画像データ及び計測基準点から前記人物の計測点までの距離情報を含む3次元の距離画像データを入力して、これらのデータに基づき前記人物に関する所望の3次元形状データを出力する3次元形状データ処理装置であって、前記カラー画像データと前記距離画像データとは2次元位置の対応づけが可能であり、前記3次元形状データ処理装置は、前記カラー画像データ及び前記距離画像データに基づき、前記人物の顔と判断される領域から、肌の色と異なる領域、首及び耳を含む背景を除去した顔の肌領域のみを有効とした顔の肌の色領域データを生成する背景除去機能を有し、前記背景除去機能は、(a) 前記カラー画像データと前記距離画像データとの対応関係から、前記人物の肌の色部分が大部分であると判断される2次元の領域をサンプリング領域として認識するステップと、(b) 前記サンプリング領域における前記カラー画像データに基づき決定される肌の色を判断基準として、前記カラー画像データで示されるカラー画像領域のうち、肌の色と認められた領域を有効とする暫定肌の色領域データを生成するステップと、(c) 前記距離画像データから、顔領域の傾斜の急な2次元座標を認識して顔面の輪郭線を抽出し、前記暫定肌の色領域データで有効とされていた領域から、前記顔面の輪郭線で分断される顔面外の領域を無効にして、依然有効とされている領域を示す前記顔の肌の色領域データを生成するステップと、を備える、3次元形状データ処理装置。
IPC (6件):
G06T 7/00 ,  G01B 11/24 ,  G06T 17/00 ,  G06T 1/00 ,  G07F 17/00 ,  H04N 1/38
FI (7件):
G06F 15/62 415 ,  G01B 11/24 K ,  G07F 17/00 Z ,  H04N 1/38 ,  G06F 15/62 350 A ,  G06F 15/64 M ,  G06F 15/70 330 Z

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