特許
J-GLOBAL ID:200903010352160360

モーメント法を用いたシミュレーション装置及びシミュレーション方法並びにプログラム記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 光由 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090412
公開番号(公開出願番号):特開平10-319069
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】本発明は、時間領域での電磁界強度等を高速にシミュレートできるようにするモーメント法を用いたシミュレーション装置の提供を目的とする。【解決手段】波源の時系列データを離散化しフーリエ変換することで周波数スペクトルを得る変換手段11と、サンプリング周波数での相互インピーダンスを算出して、その相互インピーダンスとサンプリング周波数とから相互インピーダンスの近似式を導出し、それを使って変換手段11の得た各周波数での相互インピーダンスを算出する算出手段12と、算出手段12の算出した相互インピーダンスと、変換手段11の得た周波数スペクトルとから、モーメント法に従って各要素に流れる電流スペクトルを求めるとともに、それから、電圧や電界や磁界のスペクトルを求めるシミュレーション手段13と、シミュレーション手段13の求めたスペクトルを逆フーリエ変換して出力する逆変換手段14とを備えるように構成する。
請求項(抜粋):
電子機器を要素に分割し、周波数が与えられるときに、要素間の相互インピーダンスを算出して、該相互インピーダンスと要素の持つ波源とからモーメント法に従って各要素に流れる電流をシミュレートするモーメント法を用いたシミュレーション装置において、波源の時系列データを離散化しフーリエ変換することで周波数スペクトルを得て、その全て又は一部の周波数スペクトルと、それが持つ周波数とを処理対象として設定する変換手段と、上記変換手段の設定した周波数を考慮してサンプリング周波数を選択し、該サンプリング周波数での相互インピーダンスを算出して、該相互インピーダンスとサンプリング周波数とから相互インピーダンスの近似式を導出し、それを使って上記変換手段の設定した各周波数での相互インピーダンスを算出する算出手段と、上記算出手段の算出した相互インピーダンスと、上記変換手段の設定した周波数スペクトルとから、モーメント法に従って各要素に流れる電流スペクトルを求めるシミュレーション手段と、上記シミュレーション手段の求めた電流スペクトルを逆フーリエ変換して出力する逆変換手段とを備えることを、特徴とするモーメント法を用いたシミュレーション装置。
IPC (5件):
G01R 29/08 ,  G01R 31/28 ,  G06F 17/00 ,  G06F 17/14 ,  G06F 17/50
FI (6件):
G01R 29/08 Z ,  G01R 31/28 F ,  G06F 15/20 D ,  G06F 15/332 A ,  G06F 15/60 612 G ,  G06F 15/60 666 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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