特許

J-GLOBAL ID：200903010355262368

抗菌性複合チタン酸化合物およびその製造方法

発明者： 東 健司 ,  安田 雅文
出願人/特許権者： 株式会社クボタ
代理人 (1件)： 宮崎 新八郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-016687
公開番号（公開出願番号）：特開平10-273322
出願日： 1998年01月29日
公開日（公表日）： 1998年10月13日
要約：

【要約】【課題】抗菌効果の持続性にすぐれ、耐熱性,耐摩耗性,補強性等を有し、一般細菌,真菌,藻類等の発生増殖を抑制防止するための種々の適用態様が可能な抗菌剤を提供する。【解決手段】この抗菌剤は、トンネル型結晶構造のトンネル枠内に抗菌性金属イオンを包含する六チタン酸化合物〔(A,B)2 Ti6 O13, A: アルカリ金属, B: Ag,Cu,Zn等の抗菌性金属〕と、光触媒作用を有するチタニア(TiO2 ) 結晶とが分散混在した複合チタン酸化合物である。このものは、層状結晶構造を有するチタン酸アルカリ金属A2 Tin O2n+1〔n: 2〜4〕を、抗菌性金属イオン含有水和チタン酸化合物(A,B,H)2 Tin O2n+1・mH2 O〔n: 2〜4〕に組成変換した後、焼成処理〔約700〜1300°C〕することにより得られる。

請求項（抜粋）：

トンネル型結晶構造を有する六チタン酸アルカリ金属のアルカリ金属イオンの一部が抗菌性金属イオンで置換された、次式:(A,B)2 Ti6 O13 ...〔1〕〔式中,A: アルカリ金属B: 抗菌性金属 〕で示されるトンネル型結晶構造の六チタン酸化合物の結晶と、チタニア(TiO2 )の結晶とが分散混在した混相化合物であることを特徴とする抗菌性複合チタン酸化合物。

IPC (7件)：

C01G 23/00 ,  A01N 25/08 ,  A01N 59/16 ,  A01N 59/18 ,  A01N 59/20 ,  A61L 2/16 ,  A61K 33/24 ADZ

FI (8件)：

C01G 23/00 C ,  A01N 25/08 ,  A01N 59/16 A ,  A01N 59/16 Z ,  A01N 59/18 ,  A01N 59/20 Z ,  A61L 2/16 Z ,  A61K 33/24 ADZ