特許

J-GLOBAL ID：200903010356272197

固体撮像装置

発明者： 西 直樹
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 船橋 国則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-088130
公開番号（公開出願番号）：特開平5-260391
出願日： 1992年03月11日
公開日（公表日）： 1993年10月08日
要約：

【要約】【目的】 センサ感度を低下させることなく、垂直電荷転送部の取扱い電荷量で決まっているダイナミックレンジの拡大を可能とした固体撮像装置を提供する。【構成】 CCD固体撮像素子10の受光部前面にメカニカルシャッターを有する静止画用カメラシステムにおいて、フォトセンサ1に蓄積された1つの映像についての信号電荷を複数回に分けて垂直レジスタ3に読み出し、その複数回分の信号電荷に基づく信号電圧を信号処理系12,13,14で合成するようにすることで、垂直レジスタ3の取扱い電荷量で決まっているCCD固体撮像素子10のダイナミックレンジを拡大する。

請求項（抜粋）：

露光時間を制限する手段を有するカメラシステムに用いられる固体撮像装置であって、画素単位で2次元配列された受光部、前記受光部に蓄積された信号電荷を順次転送する電荷転送部及び前記電荷転送部によって転送されてきた信号電荷を検出して信号電圧に変換する電荷検出部とを有する固体撮像素子と、前記受光部に蓄積された信号電荷を複数回に分けて前記電荷転送部に読み出すべく駆動する駆動回路と、複数回に分けて読み出された各回の信号電荷に基づく信号電圧を記憶しつつ最終読出しの信号電荷に基づく信号電圧と合成して撮像出力とする信号処理回路とを具備したことを特徴とする固体撮像装置。