特許
J-GLOBAL ID:200903010362922357

燐窒素肥料の製造で固体顆粒を液体中に混合・溶解する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-501701
公開番号(公開出願番号):特表2002-502310
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】液体(L)中にこの液体に可溶であるがこの液体より密度の低い物質の固体顆粒または粒子(G)を混合・溶解させる装置。特に燐窒素肥料製造設備で天然燐酸塩を消化するために用いるスルホ尿素成分の調製装置。この装置は槽(2)を備え、この槽(2)は固体顆粒を槽(2)の下側部分へ駆動する第1攪拌手段(A1)と顆粒を溶解するための運動(特に剪段運動)を反応混合物中に生じさせる第2攪拌手段(A2)とを有する。
請求項(抜粋):
1. 少なくとも1つの液体(L)の入口(4)と、固体顆粒の入口(5)と、溶液の出口(18)とを有し、攪拌手段(A)を備えた槽(2)で構成される、液体(L)中にこの液体に可溶ではあるがこの液体より密度が低い物質の固体顆粒または粒子(G)を混合・溶解する装置において、 固体顆粒の入口(5)が槽内の反応混合物(M)の高さ(N)より上方に設置され、攪拌手段(A)が反応混合物中で固体顆粒(G)を槽(2)の下側部分へ随伴させる第1攪拌手段(A1)と、反応混合物中に顆粒の溶解を促進する運動、特に剪断運動を生じさる、第1攪拌手段(A1)より低い位置に設置された第2攪拌手段(A2)とで構成されることを特徴とする装置。2. 顆粒が尿素の固体顆粒であり、液体が硫酸溶液である、燐窒素肥料の製造設備で天然燐酸塩を消化するために用いるスルホ尿素反応物を製造するための請求項1に記載の装置。3. 第1および第2攪拌手段(A1、A2)が機械的攪拌手段である請求項1または2に記載の装置。4. 第1攪拌手段(A1)が傾斜した真っ直ぐな刃(12)を備えたタービン(11)、特に4枚刃を備えた「サーベルタービン」として知られたタービンである請求項3に記載の装置。5. 第2攪拌手段(A2)が真っ直ぐな刃(15)を備えたラジアルタービン(14)、特に6枚刃を備えた「ラッシュトンタービン」として知られたタービンである請求項3または4に記載の装置。6. 槽が垂直軸線を有する円筒形の槽であり、2本のタービン(11、14)が同一の垂直シャフト(9)、特に槽(2)と同軸なシャフトに取り付けられ、ラジアルタービン(14)がサーベルタービン(11)から下方へ適当な距離(E)だけ離れたところに設置される請求項4または5に記載の装置。7. ラジアルタービン(14)の刃の外径がサーベルタービン(11)の刃(12)の外径より小さく、この径の約2/3である請求項6に記載の装置。8. ラジアルタービン(14)の平均面が槽の底からの液面(N)の全高(H)の1/3〜1/2の距離(H2)(1/3H≦H2≦H/2)だけ離れたところに設置される請求項7に記載の装置。9. 槽内で製造された反応混合物の一部を再循環するための人口(6)が槽の蓋(3)に設けられている請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
IPC (6件):
B01F 7/16 ,  B01F 1/00 ,  B01F 5/10 ,  B01J 19/18 ,  C05B 1/00 ,  C05C 9/00
FI (7件):
B01F 7/16 G ,  B01F 1/00 F ,  B01F 5/10 ,  B01F 5/10 H ,  B01J 19/18 ,  C05B 1/00 ,  C05C 9/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-149325
  • 液体と固体の混合のための装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-045002   出願人:ドライスヴェルケゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング

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