特許
J-GLOBAL ID:200903010363767762

水底堆積汚泥の処理装置及び処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189108
公開番号(公開出願番号):特開平11-019693
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 川底などに堆積したヘドロなどの水底堆積汚泥を浚渫することなく、その場所で処理し、河川などを浄化できる水底堆積汚泥の処理装置及び処理方法を提供する。【解決手段】 処理装置1は、多孔性側面カバー3と;底部開放口から水底に酸素含有気体を噴出し、汚泥を吹き上げる気体噴出手段5と;上昇後に沈降する粒子状ないし塊状汚泥と接触して沈降を遅延する手段6,7と;浮力付与手段4とを含む。処理方法は、粒子状ないし塊状汚泥と酸素含有気体とを強制的に上昇させながら接触させ、更に粒子状ないし塊状汚泥の沈降時間を延長し、酸素含有気体及び/又は高濃度溶存酸素環境との接触時間を延長する。
請求項(抜粋):
底部開放口を水底表面に近接対向させて用いる水底堆積汚泥の処理装置であって;その装置の側面を覆い、水及び粒径が小さい粒子状汚泥は通過させるが、粒径が大きい塊状汚泥は通過させない多孔性側面カバーと;前記装置の底部に設けられ、前記装置の底部開放口から水底方向に酸素含有気体を噴出し、水底堆積汚泥を粒子状ないし塊状汚泥として、主に、前記側面カバーで覆われた内部空間内で水底から水面方向へ吹き上げることのできる気体噴出手段と;前記の気体噴出手段よりも水面側に設けられ、前記の気体噴出手段によって吹き上げられた上昇中の粒子状ないし塊状汚泥に対しては、その上昇の実質的な妨害とならないように配置され、上昇後に沈降する粒子状ないし塊状汚泥と接触してその沈降を遅延する手段と;装置全体に浮力を付与する手段と;を含むことを特徴とする水底堆積物の処理装置。
IPC (2件):
C02F 11/06 ,  E02B 3/00
FI (2件):
C02F 11/06 ,  E02B 3/00

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