特許
J-GLOBAL ID:200903010363827080

車両用シリンダ錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231192
公開番号(公開出願番号):特開平11-071942
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は軸方向の小形化及び部品数の削減を図る。【解決手段】 ロータケース1の内部に設けられたキーロータ3には、被係止部6aを有する不正防止板6が移動可能に設けられている。ロータケース1には、傾斜部9及び係止部10が形成されている。「ACC」位置からキーを矢印B方向へ回転操作すると、不正防止板6の被係止部6aの側端が係止部10に係止され、キーロータ3が「LOCK」位置へ至ることが阻止されるが、キーによりキーロータ3を押し込むと、被係止部6aが傾斜部9を軸方向に摺動し、不正防止板6が反矢印A方向に移動し、被係止部6aが係止部10と係止しない位置に至り、キーロータの矢印B方向へ回転が許容される。
請求項(抜粋):
ロータケースと、このロータケースに回転可能で且つ軸方向に移動可能に設けられ、内部にキーの挿入によって回転を許容するように動作するタンブラを備えたキーロータとを備え、キーの挿入状態での一方向への回転操作により前記キーロータをステアリングシャフトをロックするロック位置から他の位置へ回転させ、この他の位置からロック位置からロック位置へ戻す際に、キーロータを押し込んだ状態とすることによりその後他方向への回転操作を許容するようにしたものにおいて、前記キーロータに軸方向と直交する方向に移動可能に設けられ一端部に被係止部を有しこの被係止部がキーロータに対して出没し且つ常時は突出する方向に付勢された硬質材からなる不正防止板と、前記ロータケースに形成され、前記キーロータが前記他の位置にある状態で該キーロータを前記ロック位置方向へ回転させようとしたときに前記不正防止板の被係止部を係止してその方向への回転を阻止する係止部と、前記ロータケースに軸方向に傾斜するように形成され、前記キーロータが前記他の位置にある状態で該キーロータを軸方向へ押し込んだときに前記不正防止板の被係止部が摺接して該被係止部をほぼ前記係止部と係止しない位置へ至らせる傾斜部とを備えたことを特徴とする車両用シリンダ錠。
IPC (4件):
E05B 17/00 ,  B60R 25/02 609 ,  B60R 25/02 611 ,  E05B 25/02
FI (4件):
E05B 17/00 A ,  B60R 25/02 609 ,  B60R 25/02 611 ,  E05B 25/02

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