特許
J-GLOBAL ID:200903010365287636

条件分岐の動的判定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 守弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236696
公開番号(公開出願番号):特開平5-073310
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、パイプラインにおける条件分岐命令の動的判定方式に関し、パイプラインで分岐命令の条件判定の時期としてレジスタ依存によるインタロックが解除された時点で速やかに行い、分岐条件判定を少ないオーバーヘッドで可能にすることを目的とする。【構成】 パイプライン1中を流れてきた条件分岐命令が最初のレジスタリード機構3のステージに到達したときにインタロックが生じないと判明したときにレジスタ値を読み、次のステージで条件判定機構4が分岐と判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入し、非分岐と判定したときに次に進み、第2番目のレジスタリード機構3のステージに到達したときにレジスタ値を読み、次のステージで条件判定機構4が分岐と判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入し、非分岐と判定したときに次に進むように構成する。
請求項(抜粋):
パイプラインにおける条件分岐命令の条件分岐を動的に判定する動的判定方式において、レジスタ(2)からレジスタ値を読むレジスタリード機構(3)を持つステージおよびこのステージに続いて条件判定を行う条件判定機構(4)を持つステージを2組、パイプライン(1)中に設け、パイプライン(1)中を流れてきた条件分岐命令が最初の上記レジスタリード機構(3)のステージに到達したときにインタロックが生じないと判明したときにレジスタリード機構(3)がレジスタ(2)からレジスタ値を読み、次のステージで上記条件判定機構(4)が分岐と判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入して次のステージに進み、非分岐と判定したときに次のステージに進み、一方、インタロックを生じると判明したときにスキップし、第2番目の上記レジスタリード機構(3)のステージに到達したときにレジスタ(2)からレジスタ値を読み、次のステージで上記条件判定機構(4)が分岐と判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入して次にステージに進み、非分岐と判定したときに次のステージに進むように構成したことを特徴とする条件分岐の動的判定方式。

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