特許
J-GLOBAL ID:200903010370854565

放電加工機の加工屑分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062103
公開番号(公開出願番号):特開平10-244424
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 磁気吸着力を大きくして確実に吸着させるとともに、吸着円盤の全面で加工屑が吸着でき、かつコンパクトな放電加工機の加工屑分離装置を提供すること。【解決手段】 加工屑を含む加工液が分離タンク5に流入し、分離タンク5内で回転している複数枚の吸着円盤11に加工屑が磁気吸着され、加工屑が分離される。この吸着円盤11は磁性体でなり、複数個の磁石9が埋め込まれている。加工屑が分離された加工液は、分離タンク5 からクリーンタンク7流入し、放電加工機の加工槽や別置の加工液タンクに送出される。吸着円盤11に吸着した加工屑は吸着円盤11の回転方向下流にあるスクレーパ17のフォーク部17aで掻き落とされ、加工屑バケット19へ排出される。
請求項(抜粋):
【請求項1 】 磁性体でなるワークを加工液中で放電加工したとき発生する加工屑を加工液中から分離する放電加工機の加工屑分離装置において、基台と、前記基台に回転可能に設けられ、所定間隔をあけて平行に取り付けられた磁性体でなる複数枚の吸着円盤と、前記各吸着円盤と同一の厚さで、円盤面の両側と同一の高さとなるように前記各吸着円盤に埋め込まれた複数個の磁石と、前記基台に取り付けられ、前記加工屑を含んだ加工液を受容するとともに、前記吸着円盤の下方部を若干の隙間をあけて覆う半円筒状の底面を有し、一方の側から前記加工屑を含んだ加工液が流入し、他方の側から前記吸着円盤により加工屑が分離された加工液が流出する分離タンクと、前記各吸着円盤の円盤面の両側と接するように設けられ、前記吸着円盤の回転により前記分離タンク内に収容されている加工液の液面上に引き上げられた前記吸着円盤の各円盤面に磁気吸着した加工屑を掻き落とし、加工屑を回収するスクレーパと、を具備することを特徴とした放電加工機の加工屑分離装置。【請求項2 】前記複数個の磁石が埋め込まれた前記各吸着円盤の円盤面両側は保護用薄板で覆われ、前記スクレーパは前記保護用薄板と接するように設けられた請求項1に記載の放電加工機の加工屑分離装置。
IPC (4件):
B23H 7/36 ,  B03C 1/00 ,  B03C 1/02 ,  B23H 1/10
FI (4件):
B23H 7/36 C ,  B03C 1/00 A ,  B03C 1/02 C ,  B23H 1/10 Z

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