特許
J-GLOBAL ID:200903010374421116

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102965
公開番号(公開出願番号):特開平9-290622
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 車両搭載の発熱部品30a、30bからの廃熱を回収して、ガスインジョクション用の冷媒に吸熱させることにより、低外気温時における暖房能力を、消費電力の増大を抑制しつつ、効果的に向上させる。【解決手段】 暖房時には、圧縮機20、室内熱交換器22、減圧器25、および室外熱交換器23からなる閉回路で冷媒を循環するとともに、室内熱交換器22で凝縮した冷媒を減圧器(温度式膨張弁)27a、27bで中間圧まで減圧して、熱交換器28a、28bに流入させる。この熱交換器28a、28bにおいて冷媒は車両側発熱部品30a、30bから吸熱して蒸発し、この蒸発後の冷媒は蒸発圧力調整弁29a、29bを通して、ガスインジョクション通路20dより圧縮機20のガスインジェクションポート20cに導入される。
請求項(抜粋):
一端側に空気の吸入口(4、4a、5)を有し、他端側に車室内への吹出口(7、8、9)を有する空調空気通路(2)と、この空調空気通路(2)に設置され、この空調空気通路(2)を通して空気を前記吸入口(4、4a、5)側から前記吹出口(7、8、9)側へ送風する送風機(3)と、前記空調空気通路(2)に設置され、前記空気と熱交換を行う室内熱交換器(22、22a、22b)と、前記空調空気通路(2)の外部に設置され、外気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器(23)と、前記室内熱交換器(22、22a、22b)と前記室外熱交換器(23)との間に配置され、冷媒を減圧する第1減圧器(25)と、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入する吸入ポート(20b)、冷凍サイクル中間圧のガス冷媒を導入するガスインジェクションポート(20c)、および圧縮された冷媒を吐出する吐出ポート(20a)を有する圧縮機(20)と、冷凍サイクル高圧側の凝縮後の冷媒を中間圧に減圧する第2減圧器(27、27a〜27c)と、この中間圧の冷媒が流入するとともに、この中間圧の冷媒が車両搭載の発熱部品(30、30a〜30b)から吸熱して蒸発するように構成された熱交換器(28、28a〜28c)と、この熱交換器(28、28a〜28c)で蒸発したガス冷媒を前記ガスインジェクションポート(20c)に導くガスインジェクション通路(20d)とを備え、少なくとも、前記室内熱交換器(22、22a、22b)が凝縮器として作用する暖房モードと、前記室内熱交換器(22、22a、22b)が蒸発器として作用する冷房モードとが設定可能に構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 電気自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078300   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開昭60-111851
  • 特開昭61-064526
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審査官引用 (4件)
  • 電気自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078300   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開昭60-111851
  • 特開昭61-064526
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