特許
J-GLOBAL ID:200903010377364601

全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306234
公開番号(公開出願番号):特開平8-158414
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 全旋回式建設機械の下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を検出し、走行レバーの操作方向と下部走行体の進行方向とを一致させて走行誤操作を防止する。【構成】 ロータリジョイント20にリミットスイッチ27,28を使用した旋回位置検出装置を設ける。方向制御弁32,33のスプールを移動させるパイロット油路40a,40b及び41a,41bの途中に電磁弁44を介装する。旋回位置検出装置により上部旋回体の旋回位置が前後逆向きになったと判定された場合には、ソレノイド45をオンまたはオフして電磁弁44を切り替えれば、方向制御弁32,33のスプールが反対位置へ移動して走行モータ15,16への油の流入方向が前後左右に入れ替わる。斯くして、下部走行体は逆方向に進行し、走行レバー18,19の操作方向と下部走行体の進行方向とが一致する。
請求項(抜粋):
左右のクローラを備えた下部走行体に上部旋回体を水平全方向へ旋回自在に載設し、夫々のクローラを前後方向へ独立して駆動する左右の走行モータと、夫々の走行モータへの油路を正転方向若しくは逆転方向へ切り替える左右の方向制御弁と、夫々の方向制御弁のスプールを切り替える左右の走行レバーとからなる油圧回路を備え、ロータリジョイントを介して前記油圧回路を接続した全旋回式建設機械に於いて、前記ロータリジョイントに旋回位置検出装置を設けて、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を判定可能にし、前記左右の走行レバーのノブに夫々進行方向の表示装置を設けるとともに、夫々の走行レバーの操作を検出する圧力センサを設け、更に、前記油圧回路に左右の走行モータへの油の流入方向を前後左右に入れ替える電磁弁を介装したことを特徴とする全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置。
IPC (3件):
E02F 9/24 ,  E02F 9/22 ,  E02F 9/26

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