特許
J-GLOBAL ID:200903010380284953

内燃機関の回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082298
公開番号(公開出願番号):特開平6-294344
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 フィードバック制御系の本質的な遅れを小さくして外乱に対する応答性および安定性の向上を図る。【構成】 実際の回転数における負荷トルクを算出する実回転数負荷トルク算出手段7が設けられているとともに、目標回転数の下での負荷トルクを算出する目標回転数負荷トルク算出手段8が設けられている。実回転数負荷トルクは、摩擦損失算出手段5による摩擦損失と吸気損失算出手段6による吸気損失との和として求められる。吸気損失は、吸気管圧力が大気圧であるときのモータリングトルクと所定圧力であるときのモータリングトルクの特性から、回転数と吸気管圧力とに基づき算出される。補正空気量算出手段9は、両トルクが一致するように補正空気量をフィードバック制御するもので、その結果として、実回転数が目標回転数に接近する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、内燃機関の吸気管圧力を直接もしくは吸入空気量に基づいて検出する吸気管圧力検出手段と、機関の各回転数で生じる摩擦損失を、機関回転数の関数として定めた摩擦損失記憶手段と、検出された実回転数に対応する摩擦損失を上記摩擦損失記憶手段に基づいて算出する摩擦損失算出手段と、吸気管圧力が大気圧であるときの機関モータリングトルクと所定圧力であるときの機関モータリングトルクとに基づき、検出された実回転数に対応する両トルクの差を吸気損失特性値として設定する吸気損失特性値設定手段と、検出された吸気管圧力に対応する吸気損失を、上記吸気損失特性値と吸気管圧力とから算出する吸気損失算出手段と、実回転数での機関の運転に伴う負荷トルクを、上記摩擦損失と吸気損失の和として求める実回転数負荷トルク算出手段と、目標回転数に対応した負荷トルクを、吸気管圧力と目標回転数とに基づいて算出する目標回転数負荷トルク算出手段と、この目標回転数負荷トルクと実回転数負荷トルクとの差に基づいて補正空気量を算出する補正空気量算出手段と、この補正空気量に応じて機関の吸入空気量を補正する空気量補正手段と、を備えてなる内燃機関の回転数制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/16 ,  F02D 41/04 315 ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 364

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