特許
J-GLOBAL ID:200903010387958810

DNA塩基配列決定方法及びシーケンス試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108482
公開番号(公開出願番号):特開平9-271400
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 効率良く信頼性の高いデータが得られるDNA塩基配列決定方法を提供する。【解決手段】 ターミナルラベルサイクルシーケンス反応において、DNAポリメラーゼとしてサーモシーケナーゼを用い、標識ddNTPとしてフルオレセイン系蛍光色素で各々標識されたddATP、ddGTP、ddCTP、及びddUTPあるいはddTTPを用いる。1サイクル反応あたり、フルオレセイン標識ddATP 0.7〜4pmol、フルオレセイン標識ddGTP 0.7〜4pmol、フルオレセイン標識ddCTP 0.7〜4pmol、フルオレセイン標識ddUTP又はフルオレセイン標識ddTTP 2〜8pmolとすることが好ましい。
請求項(抜粋):
鋳型DNAにプライマーをアニールし、4種のdNTP及び4種の各塩基に対応する標識された各ddNTP存在下にDNAポリメラーゼを用いて、プライマー3'末端側にdNTPを付加し鎖伸長させて、ddNTPが取り込まれることによって伸長反応を停止させるという一連の反応を繰り返すターミナルラベルサイクルシーケンス反応を行ない、サイクルシーケンス反応によって合成された鎖長の異なるDNA分子を解析してDNAの塩基配列を決定する方法において、DNAポリメラーゼとしてTaq DNAポリメラーゼのアミノ酸改変を行った酵素を用い、標識ddNTPとしてフルオレセイン系蛍光色素で各々標識されたddATP、ddGTP、ddCTP、及びddUTPあるいはddTTPを用いることを特徴とする、DNA塩基配列決定方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q 1/68 Z ,  C12N 15/00 A

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