特許
J-GLOBAL ID:200903010394659038

画像バッファ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068521
公開番号(公開出願番号):特開平10-261075
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 MPEG画像データに関し、当該データのIフレームのみの再生による高速再生を行なう場合、画像復号部において、一時待機バッファへのアクセス処理の負荷が膨大にならない画像バッファ制御装置を提供することである。【解決手段】 読み出し計画表137には、再生すべきIフレームを構成するPESパケットの個数および各々の画像データ蓄積装置11での蓄積位置が記憶されている。読み出し計画表137に基づき、バッファ計画部138は、一時待機バッファ136内に連続領域を確保し、読み出し制御部135は、画像データ蓄積部11からIフレーム部分のPESパケットを再生される順序で読み出し、上記領域へ連続して転送する。その後、画像復号部12に復号可能通知を発する。これにより、画像復号部12は、PESパケット単位ではなく、上記連続領域の単位で一時待機バッファ136へのアクセスが可能となる。
請求項(抜粋):
画像データの蓄積を目的とする蓄積媒体内に蓄積されているMPEG画像データのうち、Iフレームのみを順次再生するにあたり、当該蓄積媒体から当該Iフレームを読み出し、復号処理を行う画像復号部に当該Iフレームを供給する画像バッファ制御装置であって、前記MPEG画像データ内の前記Iフレームおよび前記Iフレームを構成するPESパケットデータをランダムにアクセスするために必要な情報を管理するRAP情報管理部と、前記必要な情報を記憶できる読み出し計画表と、前記RAP情報管理部から、必要に応じて任意の単位で、読み出すべきIフレームの順に従って、前記PESパケットデータの位置および個数の情報を順次読み出し、前記読み出し計画表に記憶させる読み出し計画部と、データの記憶が可能な一時待機バッファと、前記記憶された後の前記読み出し計画表を参照して、前記PESパケットデータの個数に対応する記憶領域を、前記一時待機バッファ内の空き領域に連続した状態で確保すると共に、確保した連続する記憶領域の位置を前記読み出し計画表に追記するバッファ計画部と、前記追記された後の前記読み出し計画表に基づいて、前記PESパケットデータを前記蓄積媒体から読み出し、前記一時待機バッファ内の前記連続する記憶領域に転送して記憶させる読み出し制御部とを備え、前記画像復号部が、復号処理をすべき前記PESパケットデータを、前記一時待機バッファ内の前記連続する記憶領域の単位で読み出せることを特徴する、画像バッファ制御装置。
IPC (4件):
G06T 1/60 ,  G06F 17/30 ,  H04N 5/937 ,  H04N 7/32
FI (4件):
G06F 15/64 450 D ,  G06F 15/403 380 A ,  H04N 5/93 C ,  H04N 7/137 Z

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