特許
J-GLOBAL ID:200903010397152970

車両用エンジンの懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-300802
公開番号(公開出願番号):特開平5-139165
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】可変エンジンマウントによる振動低減の可能な領域を拡大し、広範囲の周波数域にわたりアイドル振動を低減する。【構成】懸架装置は、エンジン1と車体4との間に介在される前後両可変エンジンマウント7,8と、同エンジンマウント7,8を駆動してばね定数の低い第1の状態、及びばね定数の高い第2の状態のいずれかの状態にする前後両VSV32,33と、エンジン回転数を検出する回転数センサ34と、コントローラ35とを備えている。コントローラ35は、回転数センサ34によるエンジン回転数が予め定めた第1の領域にあるとき、前後両VSV32,33を制御して前後両可変エンジンマウント7,8をともに第1の状態にし、エンジン回転数が第2の領域又は第3の領域にあるとき、前後両可変エンジンマウント7,8の一方を第1の状態にするとともに他方を第2の状態にする。
請求項(抜粋):
車両用エンジンと車体との間に介在されて同エンジンを車体に懸架する第1の可変エンジンマウントと、前記第1の可変エンジンマウントを駆動して、所定のばね定数を有する第1の状態、及びその第1の状態とは異なるばね定数を有する第2の状態のいずれかの状態にする第1の駆動手段と、前記エンジンにおいて、クランクシャフトを挟んで前記第1の可変エンジンマウントとは反対側の位置と前記車体との間に介在されて、同エンジンを車体に懸架する第2の可変エンジンマウントと、前記第2の可変エンジンマウントを駆動して、前記第1の状態及び第2の状態のいずれかの状態にする第2の駆動手段と、前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段によるエンジンの運転状態が予め定めた所定状態のとき、前記両駆動手段を制御して前記両可変エンジンマウントをともに第1の状態及び第2の状態のいずれかの状態にし、前記運転状態が前記所定状態以外のとき、前記両駆動手段を制御して、前記第1及び第2の可変エンジンマウントの一方を第1の状態にするとともに他方を第2の状態にする制御手段とを備えたことを特徴とする車両用エンジンの懸架装置。
IPC (4件):
B60K 5/12 ,  B60K 5/04 ,  F16F 13/00 ,  F16M 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-212222
  • 特開昭62-214016

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