特許
J-GLOBAL ID:200903010400758310

難燃性組成物及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-036211
公開番号(公開出願番号):特開平5-279665
出願日: 1991年03月01日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】難燃性組成物は少なくとも1種の環式ホスホネートエステルと少なくとも1種のホスホノアミドを含有してなる。該エステル及びアミドは0.1〜2:1の重量比で存在する。共硬化剤(例えば尿素、エチレン尿素またはアミノトリアジ)を含有していてもよい。また、本発明組成物は非再湿潤剤及び/または柔軟剤またはコンディショニング剤を含有してもよい。【効果】まず織物を本発明組成物の水溶液に含浸し、次に、含浸した織物を少なくとも100°Cで、かつ酸性下で加熱することにより織物に大きな難然化効果をもたらす。
請求項(抜粋):
(i)下記の式1【化1】で表される少なくとも1種の環式ホスホネ-トエステル1(式中、aは0または1または2で、bは0または1または2であり、cは1または2または3で、a+b+cは3であり、R及びR1は同じでも異なつていてもよく、それぞれアルキル基、アルコキシ基、アリ-ル基、アリ-ルオキシ基、アルカリ-ル、アルカリ-ルオキシ基、アラルキル基、アリ-ルオキシアルコキシ基またはアラルコキシ基であつて、これらの基のアルキル部分は少なくとも1個のヒドロキシル基を含んでいてもよいがハロゲン原子は含まないものとし、またアリ-ル部分は少なくとも1個の塩素原子、臭素原子またはヒドロキシル基を含んでいてもよく、R2はアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアリ-ル基で、R3は低級アルキル基またはヒドロキシアルキル基である)または下記の式2【化2】で表される環式ホスホネ-トエステル(式中、dは0または1または2、eは1または2または3で、d+eは3であり、R2及びR3は上述したのと同じ意義をもち、R4はアルキル基、アリ-ル基、アルカリ-ル基、アラルキル基またはアリ-ルオキシアルキル基であり、ここにアリ-ル部分は適宜少なくとも1個の塩素原子、臭素原子またはヒドロキシル基を含んでいてもよく、R5は3価の炭化水素基でもしこれが芳香族基である場合には適宜少なくとも1個の塩素原子、臭素原子、アルキル基またはヒドロキシル基を含んでいてもよい)と、(ii)下記の式3【化3】で表される少なくとも1種のホスホノアミド(式中、R6は水素原子、または有機基で、R7及びR8は同じであつても異なつていてもよく、それらの各々は有機基であり、R9は水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基または式CH2CONHCH2OR6で表される基である)を含むことを特徴とする難燃性組成物。
IPC (4件):
C09K 21/12 ,  C08K 5/521 KCB ,  C08K 5/5317 KCC ,  D06M 13/288

前のページに戻る