特許
J-GLOBAL ID:200903010402220903

空気サイクル冷凍機用タービンユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野田 雅士 ,  杉本 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-211572
公開番号(公開出願番号):特開2008-039228
出願日: 2006年08月03日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】スラスト荷重の負荷に対する転がり軸受の長期耐久性を向上させ、安定した高速回転を行うことができ、かつ軸方向移動自由側の転がり軸受のフレッティング摩耗を防止する空気サイクル冷凍機用タービンユニットを提供する。【解決手段】主軸13の支持に、転がり軸受15,16と磁気軸受を併用し、転がり軸受がラジアル負荷を支持し、磁気軸受がアキシアル負荷と軸受予圧のどちらか一方または両方を支持する。磁気軸受を構成する電磁石17に対向するように取付けられたスラスト板13a,13bは、片面に電磁石ターゲットが形成され、もう一方の面にはモータロータ28a用の永久磁石28aaが配置される。一方の転がり軸受は、軸受箱41内に圧入または接着する。軸受箱は、スピンドルハウジング14の内に摺動自在に嵌合させる。その嵌合面に、弾性シール材を設けた高粘性材43を封入し、転がり軸受に予圧を与える予圧用ばね26を設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
主軸の一端側および他端側を支持する転がり軸受、および前記主軸の支持に前記転がり軸受と併用される磁気軸受を有し、転がり軸受がラジアル負荷を支持し、磁気軸受がアキシアル負荷と軸受予圧のどちらか一方または両方を支持し、前記磁気軸受を構成する電磁石は前記主軸に設けられた強磁性体からなるフランジ状のスラスト板に非接触で対向するように、前記スピンドルハウジングに取付けられており、アキシアルギャップモータのモータロータが、前記スラスト板とこのスラスト板に周方向に等ピッチで設けられた複数個の永久磁石とで構成され、前記モータロータと対向してモータコイルを有するモータステータが前記ハウジングに設置され、コンプレッサ側翼車およびタービン側翼車が前記主軸に取り付けられ、前記アキシアルギャップモータの動力とタービン側翼車で発生した動力のどちらか一方または両方により、コンプレッサ側翼車を駆動させるタービンユニットであり、前記主軸一端側および他端側の転がり軸受のうち、いずれか一方の転がり軸受は、軸受箱内に圧入または接着により固定され、前記軸受箱を、前記スピンドルハウジング内に主軸の軸方向に摺動自在に嵌合させ、これら軸受箱とスピンドルハウジングの嵌合面に、軸方向に離れて一対の弾性シール材を介在させ、これら一対の弾性シール材の間で、前記軸受箱とスピンドルハウジングの間に高粘性材を封入し、前記軸受箱をこの軸受箱が設けられた主軸端部と反対側へ付勢して前記転がり軸受に予圧を与える予圧用ばねを設けた空気サイクル冷凍機用タービンユニット。
IPC (5件):
F25B 9/06 ,  F16C 35/07 ,  F16C 32/00 ,  F16C 27/00 ,  F16C 25/08
FI (5件):
F25B9/06 L ,  F16C35/07 ,  F16C32/00 C ,  F16C27/00 A ,  F16C25/08 Z
Fターム (22件):
3J012AB05 ,  3J012BB03 ,  3J012CB03 ,  3J012DB05 ,  3J012FB10 ,  3J012GB10 ,  3J012HB02 ,  3J017AA01 ,  3J017DA10 ,  3J017DB07 ,  3J102AA01 ,  3J102AA09 ,  3J102BA03 ,  3J102BA19 ,  3J102CA19 ,  3J102DA02 ,  3J102DA09 ,  3J102DA10 ,  3J102GA10 ,  3J117AA01 ,  3J117DA10 ,  3J117DB07

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