特許
J-GLOBAL ID:200903010404677820

ポリイミド樹脂成形物とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218062
公開番号(公開出願番号):特開平5-039363
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性の高い、線膨張係数の小さなポリイミド成形物を製造する。【構成】 フルオレン骨格を有する芳香族ジアミン(a)と脂肪族ジアミン(b)のモル比(a/b)が100/0〜10/90であるジアミン成分と、テトラカルボン酸類とを重縮合して得られた重縮合物であり、インヘレント粘度が0.40〜3.00の範囲であるポリイミド樹脂を、溶融成形して得られた成形体であって、線膨張係数が7.00×10-5K-1以下であるポリイミド樹脂成形物である。また、この様なポリイミド樹脂成形物を500kgf/cm2 以下の圧力で溶融成形する製造方法である。【効果】 本発明における成形条件は、その圧力や温度が一般のポリイミド樹脂に比べてマイルドであり、また、その成形物の線膨張係数が小さくて精密な寸法安定性が要求される電子材料分野等への応用が可能である。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(但し、式中Rは-H、-CH3 又は-C2 H5 を示す)で表される芳香族ジアミン(a)及び下記一般式(2)H2 N-Cn Hm -NH2 (2)(但し、式中nは2〜20の整数であり、mは2〜40の整数である)で表される脂肪族ジアミン(b)のモル比(a/b)が100/0〜10/90であるジアミン成分と、テトラカルボン酸類とを重縮合して得られた重縮合物であり、インヘレント粘度が0.40〜3.00の範囲であるポリイミド樹脂を、溶融成形して得られた成形体であって、線膨張係数が7.00×10-5K-1以下であるポリイミド樹脂成形物。
IPC (3件):
C08J 5/00 CFG ,  C08G 73/10 NTF ,  C08L 79:08

前のページに戻る