特許
J-GLOBAL ID:200903010416057568

光多重信号分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-135652
公開番号(公開出願番号):特開平5-122261
出願日: 1991年05月09日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 周波数多重された光信号から所望の光周波数を安定に分離できる光多重分離装置を少ない部品点数で実現する。【構成】 可同調光分波器1を透過した光信号を受光して得られた電気信号Siから双極性信号Si * を生成し、この信号Si * により信号Si を同期検波して誤差信号Ve1を得る。さらに、可同調光分波器1内の一つのフィルタの透過周波数を周期的に変化させておき、その周期で誤差信号Ve1を再度同期検波し、誤差信号Ve3を得る。この誤差信号Ve3を前記一つのフィルタに帰還する。【効果】 信号Si * により信号Si を同期検波することにより、他のチャネルに影響されることなく、フィルタの透過率が極大となる周波数と所望の光信号の周波数との差を検出できる。また、それを再度同期検波することにより、周波数の差の方向を個々のフィルタについて他のフィルタの影響を受けずに検出できる。
請求項(抜粋):
周波数多重された光信号群が入力され、その信号群から所望の周波数の光信号を選択して透過する可同調光分波器と、この可同調光分波器を透過した光信号に対応して電気信号を生成する光電気変換手段と、この光電気変換手段の出力を用いて前記可同調光分波器の透過光周波数を調整する調整手段とを備えた光多重信号分離装置において、前記調整手段は、前記電気信号を二値信号とみなし、その一方の値に対して「1」、他方の値に対して「-1」を割り当てた双極性信号を生成する手段と、この双極性信号により前記電気信号を同期検波する同期検波手段と、この同期検波手段の出力を前記可同調光分波器に帰還する帰還手段とを含むことを特徴とする光多重信号分離装置。
IPC (3件):
H04L 27/14 ,  G02F 1/035 ,  H04J 14/02

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