特許
J-GLOBAL ID:200903010418787369

自在継ぎ手用十字形部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-196307
公開番号(公開出願番号):特開2000-046064
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【目的】 その外径を保持しながら、自在継ぎ手に使用されるとき、より高いトルク負荷に耐え得る最初に述べた型の十字形部材の提供。【構成】 本発明は、ベース部材1およびこのベース部材1から出発し、離れて延びる4本のアームを有する自在継ぎ手用十字形部材に関する。十字形部材のトルク支持能力を増すために、アーム2の外面は、遷移領域18において連続して増加する直径および減少する曲率半径Rを有する曲面状に延びている。遷移領域の外面上の第1接線14と、前記第1接線14の外側に位置決めされ、軸線4に対して45°の角度に延びる対称線17上に配置され、前記ベース部材1の外面に位置決めされる点16において前記第1接線14と平行に延びる第2接線15との間に距離Xが存在し、前記距離Xが前記アーム2の最小半径Bの1/10に対応している。アーム2が高周波焼き入れされ達成された硬さが、作動状態においてのみ低い応力にさらされる。
請求項(抜粋):
十字形部材の中心(6)のまわりに配置されたベース部材(1)を有し、そして前記ベース部材(1)から突出しかつ前記中心から離れて延びそして対で、共通軸線(4,5)を備える4本のアーム(2,2’,3,3’)を有しており、前記軸線(4,5)が直角をなして自在継ぎ手の中心(6)において互いに交差し、そしてそれらのアームが各々転動接触ベアリングの転動接触部材(9)用の筒状走行面(7,7’,8,8’)を備え、その走行面がそれぞれの軸線(4,5)のまわりに同心円状に配置され、前記ベース部材(1)が、前記アーム(2,2’,3,3’)へ遷移する領域において、それぞれの軸線(4,5)のまわりに同軸的に配置される環状のかつ放射状に延びる肩部(10,10’,11,11’)を備える自在継ぎ手用十字形部材において、前記アームが各々、前記走行面(7,7’,8,8’)と前記ベース部材(1)との間の遷移領域(18,18’,19,19’)を有し、その外面が前記ベース部材(1)の前記それぞれの肩部(10,10’11,11’)に向かって連続して増加する直径および減少する曲率半径(R)を有する曲面状に延び、前記アーム(2,2’,3,3’)の軸線(4,5)を含む断面平面において見られる場合に、前記それぞれのアーム(2,2’,3,3’)の軸線(4,5)に対して45°の角度で延びる、アーム(2,2’,3,3’)の遷移領域(18,18’,19,19’)の領域の外面上の第1接線(14)と、中心(6)から見られる場合に、前記第1接線(14)の外側に位置決めされ、かつ前記十字形部材の対称線(17)上に配置され、前記ベース部材(1)の外面に位置決めされる点(16)において前記第1接線(14)に対して平行に延びる第2接線(15)との間に距離(X)が存在し、前記対称線が前記それぞれのアーム(2,2’,3,3’)の軸線(4,5)に対して45°の角度に延び、その距離(X)が前記それぞれのアーム(2,2’,3,3’)の最小半径(B)の1/10に対応しており、そして前記アーム(2,2’,3,3’)が高周波焼き入れされ、そして達成された(run-out)硬さが、前記十字形部材が作動しているとき、低い応力にさらされる、前記ベース部材(1)の前記肩部(10,10’,11,11’)の領域に現れることを特徴とする自在継ぎ手用十字形部材。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-270524
  • 特開昭64-039321
  • 特開昭59-129756
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