特許
J-GLOBAL ID:200903010420431105

音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171415
公開番号(公開出願番号):特開平7-028825
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 英語が混在している日本語の漢字・仮名混じり文を音声に変換する音声合成装置において、より日本語らしい音声合成装置を容易に実現する。【構成】 従来の音声合成装置に、英語の単語の表記に対する品詞情報と少なくとも読みとアクセント情報を含む音声情報とを対にして格納した英語辞書6に加え、英語としての音声情報と品詞情報から日本語としての音声情報と品詞情報を生成するための規則を格納した英日音声情報変換規則7とを加えたことを特徴とする。【効果】 上記構成により、英語の単語の表記に対する日本語としての品詞情報と音声情報とを対にして格納する辞書を構築しなくても、既存の英語辞書を利用することにより、英語が混在している日本語の漢字・仮名混じり文を音声に変換する音声合成装置を容易に構築することができる。
請求項(抜粋):
英語が混在している日本語の漢字・仮名混じり文を音声に変換する音声合成装置において、日本語の単語の表記に対応する品詞情報と少なくとも読みとアクセント情報を含む音声情報とを格納した日本語辞書と、英語の単語の表記に対応する品詞情報と少なくとも読みとアクセント情報を含む音声情報とを格納した英語辞書と、英単語の日本語としての音声情報と品詞情報を、英語としての音声情報と品詞情報と前後の日本語の品詞や音声情報とから決定するための規則を格納した英日辞書情報変換規則と、英語が混在している日本語の漢字・仮名混じり文を入力する入力手段と、前記入力手段より入力された入力文字列を記憶する入力文字列記憶部と、前記入力文字列記憶部に格納された入力文字列に対する、単語の表記と品詞情報と少なくとも読みとアクセント情報を含む音声情報とからなる形態素分割結果を記憶する形態素分割結果記憶部と、前記形態素分割結果記憶部に格納された形態素分割結果に対応する、日本語としての音声情報と品詞情報をもつ形態素列を記憶する日本語形態素列記憶部と、前記日本語形態素列記憶部に格納された各形態素がもつ音声情報と品詞情報とから、入力文全体の音声情報を生成するための文音声情報生成規則と、前記日本語辞書と前記英語辞書と前記入力文字列記憶部とを参照しながら形態素分割を行い、結果を前記形態素分割結果記憶部に格納し、前記英日辞書情報変換規則を参照して、規則を適用できる各形態素がもつ音声情報と品詞情報とを変更して前記日本語形態素列記憶部に格納し、前記文音声情報生成規則と各形態素の音声情報を参照して、入力文全体の音声情報を生成し後述する出力音声情報記憶部に格納する音声情報生成制御部と、生成された音声情報を記憶する出力音声情報記憶部と、前記出力音声情報記憶部に記憶された音声情報をもとに音声を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする音声合成装置。
IPC (3件):
G06F 17/28 ,  G10L 3/00 ,  G10L 5/02

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