特許
J-GLOBAL ID:200903010423340461
塗布方法及びその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286588
公開番号(公開出願番号):特開平10-128211
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高速域でも筋欠陥がなく,塗液供給量の脈動による塗布量の変動や塗液の発泡,スカム化による筋欠陥を発生しない長時間連続塗布が可能な方法を提供する。【解決手段】 2つ以上の気密タンクを使用し,その1つを塗液供給タンク16とし,他のタンクを脱気処理タンクとし,これらを途中に開閉器を有する配管で連結する。開閉器を閉じた状態で塗液供給タンク16に気体圧力をかけて塗液を連続的にダイコーターに送る。一方脱気処理タンクに塗液を供給し,減圧脱気した後,開閉器を開いて脱気した塗液を塗液供給タンク16に送り込む。
請求項(抜粋):
走行フィルムの少なくとも一方の表面にダイコーターで塗液を連続的に塗布する塗布方法において,少なくとも2つ以上の気密タンクを使用し,この1つを塗液供給タンクとし,他のタンクを脱気処理タンクとし,これらタンク同士を途中に開閉器を有する配管で連結し,該開閉器を閉じた状態で塗液供給タンクに式(1)で示されるP1の気体圧力をかけて該タンク内の塗液を連続的にダイコーターに送り込み,一方脱気処理タンクに塗液を供給し,この内部の気体圧力を式(2)で示されるP2として5分以上60分未満保持して塗液の減圧脱気を行い,その後脱気処理したタンク内の気体圧力を式(3)に示されるP3とし,前記開閉器を開いて脱気した塗液を塗液供給タンクに送り込むことを特徴とする塗布方法。【数1】H2<P1≦H2+2.0×10<SP>4</SP> [mmAq] (1)P2≦230 [torr] (2)P1-H1<P3≦P1+a [mmAq] (3)ここで,aは定数(0≦a≦2000[mmAq]),H1は減圧脱気を行う脱気処理タンクの底部の高さから塗液供給タンクの底部の高さを差し引いた値 [mm],H2は塗液供給タンクからダイコーターまでの塗液配管の最高高さから最低高さを差し引いた値 [mm]である。
IPC (2件):
FI (2件):
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