特許
J-GLOBAL ID:200903010423448076

低速電子線励起蛍光表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-165542
公開番号(公開出願番号):特開平10-012165
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 有害なCdを含まない低速電子線用蛍光体および低電圧発光,高輝度,長寿命の低速電子線励起蛍光表示装置とその製造方法を提供する。【解決手段】 低速電子線励起蛍光表示装置(蛍光表示管10)を陽極導体6,6に対向したフィラメント陰極9,及び発光部材を基板ガラス1,側面板2,及びカバーグラス3からなる真空容器中に配置して構成する。発光部材は,1上に形成された酸硫化物蛍光体を含む蛍光膜7からなる。酸硫化物蛍光体は一般式Ln2 O2 S:R(LnはGd,La,Y,Luの一種以上,Rは希土類元素)で示され,酸化物が酸化物除去処理により除去され,7は酸化物を除去した蛍光体,導電性物質,及び自己分解型バインダを混合したペーストを1上に形成してなり,酸化物抑制処理する。酸化物除去処理では酸硫化化合物母体の蛍光体の酸化物を酸洗浄,還元処理等で除去する。酸化物抑制処理では表示装置製造工程での酸化抑制の為蛍光膜の焼成を非酸化雰囲気中で,酸素不要の低分解型又は揮発性バインダーを用いて行う。
請求項(抜粋):
陽極と,この陽極に対向した陰極と,一般式がLn2 O2 S:R(但し,LnはGd,La,Y,Luからなる群より選ばれた少なくとも1種で,Rは希土類元素である)で表される酸硫化物蛍光体を含む蛍光膜を基板に形成した発光部材とを,真空容器内に配置した低速電子線励起蛍光表示装置において,前記酸硫化物蛍光体は,その酸化物が,酸化物除去処理により除去されており,前記蛍光膜は,当該酸化物が除去された蛍光体と導電性物質と自己分解型バインダとを混合したペーストを前記基板上に形成したものからなるとともに酸化抑制処理により酸化物の生成が抑制されていることを特徴とする低速電子線励起蛍光表示装置。
IPC (6件):
H01J 31/12 ,  C09K 11/00 ,  C09K 11/08 ,  C09K 11/84 CPD ,  H01J 9/02 ,  H01J 9/227
FI (6件):
H01J 31/12 C ,  C09K 11/00 B ,  C09K 11/08 B ,  C09K 11/84 CPD ,  H01J 9/02 B ,  H01J 9/227 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-018484

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