特許
J-GLOBAL ID:200903010426750083

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265686
公開番号(公開出願番号):特開平8-230644
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、簡単な構成にて乗員のブレーキフィーリングを満足し、マスタシリンダ圧によらずホイールシリンダ圧を制御することが可能なブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】 マスタシリンダと、ポンプと、ポンプの吸引側と前記マスタシリンダとの管を結ぶ管路と、管路に形成され、密閉状態であらかじめブレーキ液を蓄積した、固定容積を有する蓄液室と、前記管路における前記蓄液室より前記マスタシリンダ側に配設され、前記マスタシリンダから前記ポンプの吸引側へのブレーキ液の流動のみを許容する逆止弁と、前記蓄液室と前記ポンプの吸引側との連通、遮断を制御する制御弁と、前記ポンプが前記蓄液室からブレーキ液を吸引して吐出する際に、前記マスタシリンダとホイールシリンダとの間のブレーキ液の流動を禁止する禁止手段と、ホイールシリンダにかかるブレーキ液圧の増減圧を制御する増減圧制御手段と、リザーバと、を備える。
請求項(抜粋):
車両の各車輪のホイールシリンダにかかるブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置において、ブレーキペダルの踏み込みにより発生したブレーキ液圧を前記ホイールシリンダに対して加える油圧源と、前記油圧源からのブレーキ液圧を、車輪に対応して備えられている前記ホイールシリンダに伝達する第1のブレーキ配管と、前記ブレーキペダルの非踏み込み状態におけるスリップ時に、前記ホイールシリンダにかかるブレーキ液圧の増減圧を制御する増減圧制御手段と、前記増減圧制御手段によるブレーキ液圧制御時に、前記第1のブレーキ配管において前記油圧源と前記ホイールシリンダとの間のブレーキ液の流動を禁止する禁止手段と、前記増減圧制御手段によるブレーキ液圧制御時に、前記ホイールシリンダにブレーキ液圧を加えるべく、前記第1のブレーキ配管にブレーキ液を吐出するポンプと、前記ポンプの吸引側と前記油圧源との間を結ぶ第2のブレーキ配管と、前記第2のブレーキ配管に接続され、あらかじめブレーキ液を蓄積し、且つ前記あらかじめ蓄積されたブレーキ液が前記ポンプの駆動により吸引された際に負圧を発生する密閉状態に形成された蓄液室と、前記第2のブレーキ配管において、前記油圧源からのブレーキ液圧の発生時には前記油圧源と前記蓄液室との間のブレーキ液の流動を許容し、前記油圧源からのブレーキ液圧の非発生時には前記油圧源と前記ポンプの吸引側との間のブレーキ液の流動を禁止するブレーキ液貯留供給制御手段と、前記蓄液室と前記ポンプの吸引側との間の連通遮断を制御し、前記増減圧制御手段によるブレーキ液圧制御の非実行時には前記蓄液室側から前記ポンプの吸引側への間のブレーキ液の流動を遮断状態にする制御弁と、を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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