特許
J-GLOBAL ID:200903010431414008

デイジタル制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039544
公開番号(公開出願番号):特開平5-073102
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【構成】 ディジタル制御システムにおいてディジタル測定信号値の正規化及び/又は制御ループの利得調整のために、ディジタル信号プロセッサに、ディジタルサブ回路(6) を設ける。このディジタルサブ回路は、積分フィルタ(24)と量子化回路(25)を含む負帰還系を具える。このディジタルサブ回路の出力(9) を乗算器20を経て比較回路(21)に帰還する。このサブ回路の入力端子(7) を比較回路(21)の入力端子にも供給する。サブ回路の出力端子9の信号値の系列o(k)の低周波数成分は入力端子(7) の信号値の系列a(k)と入力端子(8) の信号値bとの商に等しくなる。【効果】 量子化回路(25)を使用するため、出力端子(9) の1信号値o(k)当りのビット数が入力端子(7) の1信号ワードa(k)当りのビット数に比較して著しく少なくなる。このことは極めて少数の素子から成る乗算器(20)で十分であることを意味する。また、フィルタ(24)及び量子化回路(25)に必要とされる素子数も極めて少数になり、必要とする総素子数が極めて少数のサブ回路が得られる。
請求項(抜粋):
プロセスの状態変数を制御するアクチュエータと、状態変数を検出するセンサと、検出した状態変数をディジタル測定信号値の系列に変換する変換器と、ディジタル測定信号値の系列からアクチュエータ制御信号を導出するディジタル信号プロセッサとを具えるディジタル制御システムにおいて、前記信号プロセッサは、前記測定信号値に関連するmビット信号値の系列を受信する第1入力端子と、nビット信号値を受信する第2入力端子と、第1入力端子のmビット信号値の系列と第2入力端子の信号値との商を表わすpビット信号値の系列を発生する出力端子とを有するディジタルサブ回路と、該サブ回路の出力端子の信号値の系列に関連する制御信号を発生する手段とを具え、前記サブ回路は乗算器を具え、該乗算器は前記サブ回路の出力端子に結合された第1入力端子と、前記サブ回路の第2入力端子に結合された第2入力端子と、前記サブ回路の出力端子の信号値の系列と前記サブ回路の第2入力端子の信号サンプルとの積を表わす信号値の系列を発生する出力端子とを有する乗算器を具え、該乗算器の出力端子を比較回路の第1入力端子に結合し、該比較回路の第2入力端子を前記サブ回路の第1入力端子に結合し、該比較回路の出力端子を、その入力端子の信号サンプルの系列を第2のpビット信号値の系列に変換する量子化回路の入力端子に結合し(ここでp<n)、該量子化回路の出力端子を前記サブ回路の出力端子に結合し、且つ前記比較回路、量子化回路及び乗算器から成るループ内に積分作用フィルタを含めたことを特徴とするディジタル制御システム。
IPC (3件):
G05B 11/36 ,  G06F 15/31 ,  G11B 7/09
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-046813
  • 特開平2-056630

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