特許
J-GLOBAL ID:200903010438758977
非接触型データキャリアシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289871
公開番号(公開出願番号):特開平9-134413
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 一連の通信毎に異なった暗号化処理を行なえる非接触型データキャリアシステムを提供すること。【解決手段】 暗号化処理を決定づけるキーデータを複数用意しておき、リーダ/ライタ2内のROM8、及びデータキャリア10内のROM16又はEEPROM14に、該複数のキーデータからなるデータテーブルを記憶させておく。更に、通信開始時にリーダ/ライタ2及びデータキャリアの一方は、暗号化処理に用いるキーデータを決定し、該キーデータがデータテーブルの何処にあるのかを示す位置データを他方へ送信する。位置データを受信した該他方は、該位置データを用いてデータテーブルからキーデータを選択する。その後、一連の通信が終了するまで、リーダ/ライタ2及びデータキャリアの双方は、同じキーデータを用いた暗号化処理を行なう。
請求項(抜粋):
無線にてデータ通信を互いに行うデータキャリアとリーダ/ライタとからなり、該データキャリアは、書き込み可能なデータメモリを有し、読み取り指令に基づいて該データメモリ中のデータを読み出し、データキャリア側の送信信号として前記リーダ/ライタに送信する機能と、前記リーダ/ライタからの送信信号を受信信号として受信する機能と、該受信信号中の読み取り命令に応じて前記読取り指令を送出する機能と、該受信信号中の書込みデータを前記データメモリ中に書込む機能とを有しており、前記リーダ/ライタは、前記データキャリア側の送信信号を受信して前記データメモリ中のデータを取得する機能と、前記データメモリ中のデータを読み取るべき前記読み取り命令あるいは、前記データメモリ中に書込むべき前記書込みデータを前記リーダ/ライタ側の送信信号として送信する機能とを有してなる非接触型データキャリアシステムにおいて、前記リーダ/ライタおよび前記データキャリアのそれぞれは、両者間の通信データを暗号化処理するための複数個の異なる暗号化キーデータをテーブルとして記憶するための暗号化キーデータメモリと、通信開始時に該暗号化キーデータの中から特定の一つを特定暗号化キーデータとして選択し、送信データを該特定暗号化キーデータに基づき暗号化する暗号化手段と、受信信号を前記特定の暗号化キーデータに基づいて解読する解読手段とを有し、これにより、一連の通信毎に、異なる暗号化処理を選択できることを特徴とする非接触型データキャリアシステム。
IPC (6件):
G06K 17/00
, G09C 1/00 610
, G09C 1/00 630
, H04L 9/08
, H04L 9/18
, H04L 12/28
FI (7件):
G06K 17/00 F
, G06K 17/00 E
, G09C 1/00 610 D
, G09C 1/00 630 C
, H04L 9/00 601 C
, H04L 9/00 651
, H04L 11/00 310 B
引用特許:
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